珍しく先にフラれたジャック
昨日の夕方から真夏のような蒸し暑い空気がいつもの5月に戻った。おかげで今日は朝から爽やかな風が吹いて気持ちのいい1日だった。買い物で歩いていても、日陰を選ぶと汗をかくことなく快適に過ごせた。
ただ明日の朝からまた雨。5月も下旬になってくると、いよいよ梅雨の気配が強くなってくる。そしてその梅雨が去ってしまうと、また猛暑がやってくるんだろうなぁ。できることならどこか避暑地に逃げたいけれどそうもいかない。なんとか乗り切るしかないよね。
さて、今年になってシーズン3が配信されたドラマをようやくラストまで完走した。ちょっと寂しい気分。
2025年 映画#86
『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』(原題:Reacher)シーズン3・エピソード8『決着の時』という2025年のアメリカドラマ。前回の内容については『焦らされるラスト前』という記事に書いているので参照を。
トム・クルーズ主演の映画で知られている『ジャック・リーチャー』シリーズのドラマ版。シーズン3は原作の7作目にあたる『宿敵』という作品のドラマ化。そのタイトルの通り、クインというジャックの宿敵と戦う物語。
シーズン3の最終回なので、内容は書くまでもない。ジャックの宿敵であるクインは彼の手で殺された。これで部下を惨殺された仇討ちが完了。ジャックと協力していたDEAのダフィも、潜入捜査で拉致されていたテリーサを無事に救い出すことができた。
ほぼ原作に忠実に作られている。それにプラスして、ドラマのレギュラーであるニーグリーというジャックの元部下がアクションに華を添えている。いつもボクは例えに出すけれど、このドラマの本質は日本映画である『男はつらいよ』とよく似ている。
ジャック=寅さん という図式。ジャックも寅さんも、旅先で女性と出会う。今回のマドンナは写真のダフィ。ダフィは無事に部下のテリーサを救出したけれど、責任をとってDEAをクビになった。ジャックとダフィはすでにいい関係になっていたから、失職したダフィがジャックと一緒になるということも可能。
だけどまずジャックが無理。寅さんと同じで一つの場所に定住できない。それでいつも自分から女性に別れを告げるんだけれど、今回はダフィの方から先に別れを告げた。それが先ほどの写真のシーン。
ダフィもジャックと同じく自由な生き方をしたい。だから二人が一緒になってもうまくいかないと感じていた。だからダフィから先に別れを告げた。彼女が何も言わなくても結果は同じだろうけれど、珍しく先にフラれたジャックの戸惑いがなかなか面白かった。
さてシーズン4はどうなるのかな? 原作は大量にあるので、その気になればいくらでも制作できる。結局は視聴率次第なんだろうけれど、期待せずに待っているとしよう。ドラマのジャックが大好きなので、ぜひもう一度彼の活躍が観られることを願っている。
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