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高羽そらさんインタビュー

意識は無限大のマトリョーシカ

体外離脱、あるいは幽体離脱という現象に関して、ボクのような体験者だけではなく、科学の世界でも研究が進められている。大雑把な内容だけれど、体外離脱に関する興味深い記事を見つけた。

 

幽体離脱は単なる幻覚じゃない?意識が脳の外にある可能性を示す新たな研究

 

体外離脱、あるいは臨死体験というものは、現代の科学においては脳のバグというのが一般的な見方。リンク先の記事では2023年に実施されたアメリカのスタンフォード大学の研究が紹介されていた。

 

脳の頭頂葉の内側に存在する「前楔部(ぜんけつぶ)」に電気刺激を与えると、被験者は意識が身体の中からずれたように感じたり、自分が空間の中で動いているような感覚が報告されたとのこと。つまり現在の科学における体外離脱の解釈は、脳の情報処理がバグっているということになる。

 

ところがその定説に異を唱えている研究者もいる。スペインのバルセロナ自治大学の研究チームが、「非局所的意識(non-local consciousness)」と呼ばれており、意識は空間的に脳の外にまで拡がる可能性があるという理論を提唱している。

 

体外離脱の経験者に詳細なインタビューをすることで、主観的な感覚であっても、肉体外に意識が存在することに驚くほどの一貫性が見られたそう。研究チームはこれらを単なる幻覚として見るのではなく、「人間の意識の広がりの可能性として受け止める姿勢が、意識という現象を理解するための第一歩になる」と提言している。

 

ということでここからは1000回以上は体外離脱を体験しているボクの回答。もちろんスピリチュアルガイドたちによる解説もそこに加味されている。

 

ボクがイメージしている人間の意識は、無限大に広がるマトリョーシカ人形。ロシアに古くから伝わる木工品で、入れ子構造になっている。

 

Russian-Matroshka

 

この写真の人形が無限大にあって、一つに重なっている状態が人間の意識だと考えている。その最も小さな一つが肉体に支配されている「自我」という超限定的な意識。ボクたちはこの「自我」で日常生活を送っている。

 

体外離脱、あるいは幽体離脱という現象は、「自我」という最下層の意識を残しつつ、少し上の「人形」に意識が移行するもの。通常は無限大のマトリョーシカを同時に体験しているけれど、「自我」が介入しないのでボクたちの記憶に残らないだけ。

 

体外離脱体験は、「自我」を残したままで上位の(周波数の高い)意識を体験すること。当然ながら「自我」が所属している肉体の枠を超えるので、身体から抜け出しているように知覚する。本当はガッチリと繋がっているので、すぐに戻ってしまうけれどね(笑)

 

つまり体外離脱体験者にとって、意識が脳の外にあるのは当然のこと。繋がっているのがアストラル体とかコーザル体とか名前をつけられるだろうけれど、無限大にあるんだからそんなことを考えても意味がない。

 

体験感覚としては、より大きな(周波数の高い)マトリョーシカに共鳴すればするほど神秘的な体験ができる。逆に肉体に近いと、現実世界とやや異なる非物質体験になる。どのマトリョーシカと繋がるかによって、体験が大きく異なってくる。

 

いわゆる「宇宙意識」に該当する自分のマトリョーシカに繋がれば、宇宙との一体感を感じられる。短い瞬間だけれど、ボクも経験がある。要するに体外離脱というのは、肉体を抜け出しているのではない。多次元に存在する自分の別の意識と共鳴している現象のこと。

 

けれども臨死体験、あるいは「死」の場合は少し状況が異なる。最も小さなマトリョーシカが存在しなくなることで、意識の中心点が完全に移行してしまうから。物理次元における「死」とは、先ほどの写真の右端の人形が使用不可になること。だから意識はその後も存在している。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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