トム・クルーズ凄すぎる!
朝は雲が多かったけれど、その後は晴れて久しぶりに気持ちのいい天気になった。最高気温も25度の夏日になって、ここのところの肌寒さも解消された。我が家のバルコニーから見える私学の中高では明日が運動会らしい。
今年から中学校が女子校から共学になった。それに合わせてグランドに人工芝が敷かれて完全に生まれ変わっている。今年の中学校1年生の男子が高校生になる頃には高校も共学になるらしい。そんな新しいスタートになって初めての運動会。今後の学校運営を考えると、学校関係者は気合が入っているだろう。
さて、昨日にXでポストしたように、『ミッション・インポッシブル』シリーズの8作目にあたる最新作を観てきた。コロナ禍直前の2020年1月以来の映画館だったけれど、やっぱり大きなスクリーンで観る映画は最高。そのうえこの作品だから、満足という言葉で足りないほどの感動だった。
2025年 映画#89
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning)という2025年のアメリカ映画。今月の23日に公開されたばかりの作品だから、ネタバレしないのでご安心を。とにかく絶対に映画館で観た方がいい作品。
ネタバレしない範囲で、この最新先のポイントだけ述べておこう。
まず主役のイーサン・ハントを演じるトム・クルーズの見た目。この作品は前作の続編となるけれど、明確に区別できるようにイーサンの髪型が変わっている。前作では短髪がきっちりと整えられていた。七三風の髪型で、やや年齢を感じる雰囲気だった。
でも今回は長髪でラフな雰囲気の髪型。これだけで前作からの時間の経過が感じられて、新しいドラマが始まったことがわかる。髪型だけでイーサンが一気に若返ったようで素敵だった。前作から登場したグレースも、イーサンと再会した瞬間に「髪が伸びたのね」と髪型について触れている。
その新キャラのグレース。前作でレベッカ・ファーガソン演じるイルサがガブリエルに殺されたことで、イーサンの新しいパートナーというか恋人として登場している。このグレースは前作で優秀なスリとして登場している。実はこの最新作で製作陣が彼女をスリに設定した理由がわかる。なるほどねぇ。
ルーサーとベンジーはこれまで以上にこの作品で窮地に陥る。今回の敵がAIの「エンディティ」なので、デジタル機器は思うように使えないし、常に先回りされてしまうから。前回でガブリエルの味方だったフランス語を話すパリスは、今回からイーサンのチームに加わる。これは前作のラストの流れから予想できたはず。
驚いたのが前作からイーサンを追い続けているジャスパーというIMFの諜報部員。いつもイーサンに逃げられてしまうキャラだけれど、彼の正体が今回の作品で明かされる。これは予想外で、映画館で「えぇ〜!」と叫びそうになってしまった。
書けるのはこの程度かな。トム・クルーズがこの作品は30年というこのシリーズの集大成だと話している。そしてそれが事実だと作品を観てはっきりとわかった。冒頭では過去の回想シーンが流れる。全作品を観ているボクはそれだけで涙が出そうだった。
そして最新作が過去作品と関連づけられている。今回の敵であるAIの「エンティティ」がどのようにして誕生したのか? そのきっかけとして、過去のイーサンの仕事が関係しているという流れ。心憎い演出で、思わずニヤリとしてしまった。
この最新作を楽しむには、前作は絶対に観ないと無理。そうでないと「エンティティ」という敵が理解できないから。そしてボクのようなコアなファンなら問題ないけれど、このシリーズをほとんど知らないという人。そういう人は時間があるなら、第1作と第3作を観た方がより楽しめる。この最新作につながってくるから。
特に第1作はある意味で必須作品かもしれない。というのはこの作品でしか登場していないある脇役がいる。その人物が今回の事件を解決する重要な鍵を握っているという展開になっている。これもボクは「おぉ、そう来たか〜〜!」とこれまた劇場で叫びそうになった(笑)
1作目で登場した忘れしまいそうなキャラが、まさか最新作でここまで大活躍するとは。ネタバレしたいけれど我慢しよう。さて、このシリーズの今後はどうなるのだろう。なんでもトムは続編を作る意欲があるみたい。さらに今回でチームが一新しているので、その後の彼らを観たい気がする。楽しみに待っていよう。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsとmixi2で告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする