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高羽そらさんインタビュー

人は誰もが翻訳者

今朝は予定があったので、朝食を食べずに外出しました。ところが思ったよりも早く用事が済んだので、午前10時ころには家路に向かうことになりました。

 

お腹はすいているけれども、ランチにはちと早い。少し迷ったすえに、自宅近くのカフェでブランチをすることにしました。その店のモーニングは絶品なのです!

 

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トーストはフワフワで、ほのかに甘いディップクリームが2種付いています。このハムはお店の自家製。サラダに使われているオリーブも、おそらくお店の庭で採れたものを塩漬けされているはずです。

 

さらにこのコーヒーがめちゃうま。妻は紅茶でしたが、これまた茶葉の香り高い素晴らしい味です。ところが料理はこれだけではありません。

 

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なんとボルシチの登場です! 魚介のブイヤベースを選ぶこともできます。でもこのボルシチは今年になってからの初メニュー。近所の野菜の達人から野菜を仕入れて、作られたものです。わたしも妻も、あまりに美味しすぎて言葉が出てきませんでした。

 

こんな素敵なカフェが、自宅から歩いて数分のところにあります。神戸に住む幸せというのは、こういうことを言うのでしょうね。このお店、本職はケーキ屋さんなのです。

 

9年前にわたしが神戸に引っ越してきたときは、今の場所より少し東に店舗兼自宅がありました。ご主人がプロのカメラマンなので、スタジオを兼ねた店舗で奥さんがスイーツを作られていました。本当に小さなお店だったので、イートインできるようなスペースはありませんでした。

 

ケーキがめちゃ美味しいので、よくテイクアウトしていました。でもすぐに今の場所が空き、お店を移転されました。素敵な庭のある古い平屋の和風建築に、洋風の建物が併設しています。そこでも以前は別のカフェが営業されていました。

 

そのカフェが店を閉められたあとに移転して、SWEETS & CAFE 『PLUS FRESH』としてお店の規模を広げられました。だからモーニングやランチだけでなく、本職のケーキも店内で食べることができます。

 

ケーキはもちろん美味しいのですが、実は焼き菓子がさらに美味しい。昨年の6月に東京へ行ったとき、このお店の奥さんにセットしていただいた焼き菓子の詰め合わせを、手土産に持って行きました。本当はフルーツのタルトがめちゃうまなのですが、さすがに無理ですからね。

 

今日はブランチのついでに、午後のオヤツも買って帰りました。妻は一口サイズのアップルパイとレモンケーキ。わたしはクリームたっぷりのレモンタルトです。美味しいものを食べると、本当に幸せな気分になりますね。

 

このお店は、阪急電車神戸線の六甲駅から徒歩5分くらいの場所にあります。近くに来られたら、ぜひ寄ってみてください。お店のホームページはこちらです。

 

ちなみにこのお店から南へ徒歩数分の場所に、わたしが神戸で一番美味しいと断言しているパン屋さんがあります。美味しいケーキとパンが徒歩圏内にあるなんて、めちゃ嬉しすぎま〜〜す!

 

さて、昨晩読了した本です。

 

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『20歳の自分に受けさせたい文章講座』古賀史健 著という本です。

 

古賀さんは、本日放送される『嫌われる勇気』というドラマの原作を、岸見一郎さんと共著で出版された方です。アドラー心理学的な知識は岸見さんが提案して、それを文章にされたのが古賀さんだったはずです。

 

『嫌われた勇気』は購入して何度も読み返している本です。それはとても文章が読みやすく、内容に心惹かれるからです。その理由は、この本を読んでわかりました。フリーライターの立場として、文章を書くとはどういうことかを、とてもわかりやすく述べておられます。

 

あまりに感銘を受けたので、今日の午後から必死でこの本の要約をワードに打ち込んでいました。わたしの宝物になりそうです。

 

この本は決してプロのライターだけに向けて書かれたものではありません。文章というのは、どんな仕事でも書くことがあります。あるいはプライベートでも必要にせまられることがあるはずです。ペンを手にして紙に文字を書くことがなくなっても、文章を『書く』という行為そのものは必要です。

 

ですから誰が読んでも理解できるような構成になっています。様々な文章の指南本があると思います。でもこの1冊を読むだけで十分です。そう言い切れます。あとはひたすら実際に書くだけです。

 

関心のある方は必ず手に取るでしょうから、詳しい説明は必要ないでしょう。一つだけ、わたしの心に残った言葉を紹介しておきます。

 

『文章とは、頭のなかの「ぐるぐる」を、伝わる言葉に”翻訳”したもの』

 

わたしたちは頭のなかでいろいろなことを考えます。でも言葉で話すのなら、身振り手振りや、音の調子で感情を伝えることができます。でも文章にはそうした効果を使うことができません。

 

だから自分の思いを、他人が理解できるようにする必要があります。それは外国語における「翻訳作業」と同じだという論理です。

 

相手が理解できない文章で書くということは、外国語を書いているのと同じです。それをわかる言葉にすることが、翻訳なのです。それは文章だけでなく、言葉でも同じことですね。つまり、人は誰もが翻訳者なのです。自分の世界を他者へ正確に伝えるためには、ある程度の技術が必要だということです。

 

そうすると、どうすればいいのか考えなくてはいけません。

 

だから「書く技術」を身につけることは、そのまま「考える技術」を身につけることです。さらに「書く技術」が身につけば、ものの見方が変わる。物事の考え方が変わる。そしてきっと、世界を見る目も変わってくる。そう著者はこの本で記されています。めちゃオススメの本ですよ!

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

コメント (2件)

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  1. ゆきたかこさん、コメントありがとうございます♪

    神戸の六甲に来られる機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
    月曜日が基本定休で、時には火曜日との連休になる場合もあるのでご注意を。

    古賀さんのこの本は本当に素晴らしいと思います。
    何度も読み返したくなる本ですね。
    いつもブログを読んでいただいて、ありがとうございます!

  2. とっても素敵なカフェですね!
    私も週末は、朝ご飯を食べに行きたくなりました ^-^

    『20歳の自分に受けさせたい文章講座』、面白そうなので早速注文してみました。
    いつも素晴らしい情報をありがとうございます!


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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