マラヴィータは犬の名前だよ
ふ〜、やっと仕事がひとつ手をはなれた。昨年の暮れから書き始めた長編は今日で終了。
昨晩は眠る直前まで原稿を見直して、今日は午前中も午後も仕上げに集中していた。まぁどこかでキリをつけなくちゃいけないから、終了を思い切るのも大事だと思う。
これで明日から別の仕事にかかれる。とりあえずやろうと思っていたことがあるので、まずは月末までに片づける予定。そして来月からはまた新しい小説を書こう思っている。
今日はそんなバタバタだけれど、どうしても気分転換がしたかった。そういう意味では、今日の作品はぴったり! クスクス笑いながらも、強烈な暴力で脳みそをバシバシに刺激される映画を観た。
『マラヴィータ』という2013年のアメリカとフランスの合作映画。ちなみにこのタイトルは、この家族で飼っている、とっても可愛いワンちゃんの名前。
フランス映画でアクションといえば、出てくる監督の名前はリュック・ベッソン。『レオン』や『フィフィス・エレメント』という映画はボクのお気に入り。最近の監督映画では、スカーレット・ヨハンソンが主演した『ルーシー』は最高の作品だと思う。
その『ルーシー』の1年前に公開されたのがこの映画。ロバート・デ・ニーロとミシェル・ファイファーが夫婦役という、とても贅沢なキャスト。そこへトミー・リー・ジョーンズもからんでくる。
ロバート・デ・ニーロ演じるフレッドは元マフィアの親分。だが仲間を売ったことで、懸賞金付きで命を狙われている。そこでFBIの証人保護プログラムが適用されることになり、名前を変えて世界中を渡り歩いている。そのFBIの担当者がトミー・リー・ジョーンズ。
なぜ世界中を移動するかといえば、行く先々で問題を起こすから。フレッドは少しでもバカにされると、相手を殴り殺してしまうほどの短気男。その妻のマギーも、対応が気に入らないというだけでスーパーを爆破してしまうw
17歳の長女と弟がいるけれど、その二人も両親の血を引いている。美人で清楚な雰囲気のベルだけれど、自分をいじめようとする相手を影でボコボコにしてしまう。さらに自分をだまして体を狙う男どもなんて、とんでもないことになってしまう。
弟は偽造の天才で、パスポートの偽造なんて簡単にやってしまう。どちらかといえば知能犯で、自分をいじめて殴り倒した不良グループを、完璧な策を練って復讐する。とにかくとんでもない一家だということ。
最終的にはフレッドがフランスのノルマンディーに隠れていることがばれてしまい、アメリカからマフィアたちがやってくる。フレッド夫婦は危機を迎えるが、それを救ったのが子供たちという展開。
とにかく長女のベルが可愛くてかっこいい。このポスターの写真にも出ているけれど、どこかで観たことのある女優さんだと思って気になっていた。
観ている途中で海外ドラマの『Glee』で、クインの役を演じていたディアナ・アグロンだと思い出した! あのクインという役、ボクの大好きなキャラだったなぁ。主演のコリー・モンティスが急死してから彼を思い出して悲しくなるので、ドラマはシーズン4までしか見ていないけれどね。
とにかくめちゃ面白い映画だった。リュック・ベッソンらしくていいよなぁ。暴力シーンが多いけれど、笑えるレベルだと思う。ちょっとした気分転換には最高の映画だと思う。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
ゆきたかこさん、コメントありがとうございます♪
この映画は初めて観たのですが、この家族が最高ですね!
映画の雰囲気はちがいますが、『アダムスファミリー』という作品を思い出しました。
人間の心のなかって、きっとあの家族のように感じている人が多いのだと思います。
それをストレートに表現できる一家なのでしょうねw
でもたしかに、近所にいたら困りますね。スーパーがいつ爆破されるかわかりません。
だけど水道の水は綺麗になるかなぁwww
こんにちは、2回目の書き込みです。
私もレオンやルーシーが大好きなのですが、マラヴィータもいいですよね。
暴力描写のあたりはつい目をそらしてしまうんですが、マラヴィータの家族の取り繕わない感じがとってもいいなと思います。
自分に正直な人たちなんですよね。
近くにいたら、とっても困ると思いますが ^-^;