引きもりでも、引き寄せるよね
発達した前線が通過中で、朝からずっと雨の神戸。でも今日は引きこもりだから、余裕で窓の外の雨をながめることができた。
若葉をつけた植物たちにとっては、貴重な恵みの雨だろう。我が家のサボちゃんも、今日は水をあげた。明日は晴れるそうなので、たっぷりの太陽の光と水と二酸化炭素で、思い切り光合成をしてくれたらうれしいなぁ。
昨日の散歩中にこんな素敵な家を見つけた。これはほんの一部分。実際はどこまでが家で、どこからがバラなのかわからないくらい。今日みたいな強い雨の日はどうしているんだろう? めちゃめちゃ綺麗だけれど、お世話が大変だと思う。
ボクはふた鉢のサボテンでいっぱいいっぱい。それでも種から育てて4年を過ぎた。少しずつだけれど大きくなってくれている。あと4年くらいしたら、花を咲かせてくれるかな?
サボテンは100年くらい生きる場合もあるとのこと。ボクの残りの人生で、この子たちを最後まで見てあげることは無理。将来的には成年後見制度を利用しようと考えているから、サボテンの引きとりについても遺言しておかないといけないなぁ。
こうしたサボテンとの関係も含めて、人生における出会いというのは必然だと思う。それは人であっても物であっても同じ。決まっているから避けようがない。
でも大切なのは、それがいつやってくるかわからないから、常に意識していること。適切なタイミングで出会うほうが、より人生をスムーズに進行させることができるはず。
先日ボクがブログである本の感想を書いた。するとその記事を読んでくださった方が、こんな本があります、と教えてくだった。
そういうことはよくあるかもしれないけれど、ビビッと来ることはそうそうない。このときは、かなりビンビンと『何か』を感じた。それですぐに図書館でチェックして、昨日読了した。いやいや、これは素晴らしい出会いで、かつ必然だと感じる本だった。
『「プロ編集者による」文章上達<秘伝>スクール』村松恒平 著という本。
もう15年ほど前に出版された本だけれど、文章を書く人にとっては必読とも思える内容。25年以上もプロ編集者として第一線で活躍されていきた著者が、発行されているメルマガでのQ&Aをまとめたもの。
興味がない人には退屈かもしれない。でも小説に限らず、職場や自治会、あるいは趣味の場等で文章を書く機会がある人にとっては、とても勉強になる本。最近はブログを書く人も多いから、さらに需要があるだろう。
質問者の人は素人だけではなく、どうやらプロの編集者等も混じっている。だから質問内容がバラエティに富んでいて、好奇心を強く刺激される。今のボクにとって、出会うべくして出会った本だとマジで感じた。
何が楽しいって、こういう本は自分が回答者の立場で読むことにワクワクドキドキする。自分だったらどう答えるだろう、と想像しながら読む。
そして著者の回答を読むことで、同じ考えだったり、反感を持ったり、新しい気づきがあったり、自分のやり方を後押しする勇気をもらえたりする。何も考えないでダラダラ読むのではなく、常に自分の答えを頭で考えつつ読み進めることが大事。
自分の頭で考えることは、どんな本を読むときにも言えること。だからこそ、Q&A形式はその練習に最適な構成だ。500ページほどある本なのに、時間を忘れてあっという間に読みきってしまった。
自宅で引きこもっていても、今はネットという便利なものがある。あらゆる情報を受け取ることができるので、ボクのような人間でも必要なものを引き寄せることができる。紹介してくださった方、ありがとう。いい勉強になりました!
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
ゆきたかこさん、コメントありがとうございます♪
こちらこそありがとうございます!
文章を「書く」ということは、生涯をかけた学びだと考えています。
ですから日々文章を書きつつ、新しい世界を模索しています。
そういう意味では、新しい世界観を広げてもらえる著作でした。
感謝しています!
おはようございます。
ご紹介した本、気に入って頂けたようでうれしいです!
本や映画との出会いにも、運命的なものを感じる事がありますよね。
高羽さんのブログも、そんな出会いを探して読んでいるのかもしれません ^-^