心のギアシフトに必要な『笑い』
大雨の予報だったので覚悟をしていたけれど、いつもの時間に起きたら雨がやんでいた。その後は小雨が降った程度で、いつもどおり買い物に行くことができた。さらにTSUTAYAで初見の映画を4本、ポイントを使って無料で借りてきた。こんな日は気分がいい。
そんな気分の良さは、テンションを上げるのにもってこい。昨日にある仕事を終えたけれど、今月中に仕上げなくてはいけないことがある。まったくちがう小説を扱うので、切り替えに失敗すると無駄な時間を費やすことになる。
今日の午前中にうまく動けたことで、午後からのその仕事をいい雰囲気で軌道に乗せることができた。なんとか完了できるだろう。
そんな気分転換をあと押ししてくれたのは、昨日に観た映画の影響も大きい。気持ちの切り替えが必要なとき、ボクが意識しているものがある。
それは『笑い』。
バカな映画を観て大笑いすることで、いい具合に気分転換できる。『笑い』というのは心のギアシフトに欠かせないものだと思っている。
その映画は、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』という2011年のアメリカ映画。
タイトルを見ただけで、バカで笑える映画だとわかる。だけどタイトル負けしていて、がっかりさせられる作品もある。でもこの映画は大丈夫だった。
オープニングから下ネタが飛び交って、大笑いしてしまった。もしかしたら公開時は年齢指定されたいたかも。あのぬいぐるみが出る『テッド』でも年齢指定があったものね。(ちなみにまだ観ていなかった『テッド2』を今日借りてきた)
主人公のアニーを演じたのは、女優とコメディアンとして知られているクリスティン・ウィグ。すぐに思い出せなかったけれど、同じく大笑いした『宇宙人ポール』という映画にも出演していた。
アニーは幼なじみのリリアンが結婚することになり、花嫁介添人のリーダーである、メイド・オブ・オナーを任される。張り切ったアニーはブライズメイドたちに紹介されるが、写真のようなとんでもない個性的なメンバーたちだった。そのキャラだけで、十分に笑える。
なかでもヘレンというリリアンの上司の妻は、いきなりアニーに対して敵意をむき出しにする。アニーがケーキ店を失敗して貧乏なのを知っていて、大金持ちのヘレンはブライズメイドの制服ひとつでも、手の出ない高価ものを勧めたりする。
結論から言えば、親しい友人のいなかったヘレンが、アニーに嫉妬していたということ。リリアンとアニーを仲違いさせることで、自分がリリアンの親友になりたいという寂しい女性だった。
ところが思った以上に妨害工作が功を奏して、結婚式の準備はハチャメチャになる。アニーが紹介したレストランで食中毒を起こしたシーンなんて、気持ち悪いけれど、お腹がよじれそうになって笑ってしまった。
とにかくリリアンからも嫌われて、ブライズメイドを降ろされたアニー。そんな彼女を支えてくれたのが、警官のネイサンだった。彼とアニーの恋も、この映画の大切なエピソードになっている。
結局は誰もが笑顔のハッピーエンドで終わるけれど、理屈抜きに笑える映画だった。気分転換にはもってこいの映画なのでオススメ。
だけど食事をしながら観るのはやめたほうがいい。きっと映画の中盤で後悔することになるよ〜www
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