SOLA TODAY Vol.528
イーロン・マスクはすごい! さすが有言実行の男だよね。
ついにファルコン・ベビーというロケットの打ち上げに成功した。宇宙開発が民間の手に委ねられていく、大きな転換点になると思う。日本では堀江貴文さんがロケット事業を先導されているけれど、1号機は宇宙に到達できなかった。今は2号機のクラウドファンディングの真っ最中。
そう思うと、イーロン・マスクが率いるスペースXはすごいよね。何がすごいかを、うまくまとめた記事がある。
スペースXのファルコン・ヘビー打ち上げ成功!って何がすごいの?解説記事
記事のまとめを引用しておこう。
(1)打ち上げ能力が最大。
地球周回軌道に、64トンのものを打ち上げるパワーを持っている。日本のH2Aロケットの6倍で、当然ながら世界最大。
(2)安い。
性能はH2Aロケットの6倍なのに、打ち上げ費用は同じ100億円。コスパがかなりいい。
(3)再利用可能。地球に戻ってくる。
なにがすごいって、戻ってくるということ。ロケットの見た目はこんな感じ。
この細長いロケットが、そのまま戻ってくるんだよ。スペースシャトルのように、滑走路を使わない。この打ち上げ姿勢のままで、逆噴射して着陸する。噂には聞いていたけれど、ボクも信じられなかった。
同じように思う人は、この記事にリンクされている動画を見て欲しい。マジで感動するから。2基のロケットお行儀よく並んで、逆噴射の炎を吐きながら着陸している。まるでSF映画を見ているようだった。
だけどイーロン・マスクは、こんなことで満足していない。こんな記事も見つけた。
このファルコン・ベビーを開発しつつ、次世代のロケットも視野に入れている。それはBFRと呼ばれているロケットで、全長106メートル、直径は9メートルもある。なんと友人宇宙船として利用すれば、100人が搭乗可能とのこと。マジかよ!
このBFRの打ち上げテストを来年にも予定していて、フルスケールのテストは3〜4年後の計画。イーロン・マスクは2024年には火星への友人飛行と着陸を成功させると宣言しているけれど、それが冗談でないことがわかる。
これはひょっとすると、ひょっとするよね。先日イーロン・マスクが経営している、テスラの電気自動車が自宅近くに停められていた。その斬新なデザインに、思わず見ほれてしまった。
自動車でさえそれほど魅力的なものを作る人だから、ロケットが素晴らしい性能を持っているのは当然だろう。やっぱり彼からは、目が離せないよね。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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