妄想は創造の源かもね
どことなく肌寒さは残っているけれど、ほぼ春だよね。日差しの下を歩いていると、上着をすぐに脱ぎたくなる。次の外出には、ダウンは必要ないかも。
季節は確実に進んでいるけれど、ボクの生活は同じサイクルのくり返し。小説を書くことをメインにしつつ、ブログを1日に2つアップ。2日に1冊の本を読み、2日に1本の映画を観る。そのあいだに、朝の連続ドラマや大河ドラマ鑑賞を挟み込む。
最初は大変な気がしたけれど、慣れというのは人間の強い味方。この生活がデフォルトになってくると、さらにヴァージョンアップしようと思い始める。今考えているのは、noteというサイトでブログ記事を書くこと。
このオフィシャルブログでは、気になるニュースや映画や本を取り上げることが多いので、心のうちを書くことが少ない。それならブログの本数を増やせばいいんだけれど、ちがうことをやるなら、別の場所のほうが面白いかなと思っている。読んでくれる人もちがってくるだろうしね。
Twitterより長いけれど、ブログよりは短い記事。心の呟きみたいなものになるかもしれないけれど、1日に1つくらいそんな文章を書く時間を取ってもいいかと検討中。ただボクの性格が少し邪魔をしている。やり始めたら、途切れるのが嫌になるという性格。
だからnoteの記事を毎日書こうとすると、時間の捻出に四苦八苦するかもしれない。書けるときにだけ書くという気持ちになれたら、スタートしてみようと思っている。本当は迷っているんだけれど、ここにこうして書くことで自分を追い込んでいるだよね。きっとマゾなんだろうw
さて少し古いけれど、その時代にしてはよくできていた映画を観た。
『ラビリンス/魔王の迷宮』という1986年のアメリカ映画。有名なファンタジー映画なんだけれど、ずっと観る機会がなかった。
主演はジェニファー・コネリーで、彼女がまだ16歳のときの作品。大人になりきっていない雰囲気で、とてもキュートだった。先日『ビューティフル・マインド』という作品で、30歳のころのジェニファーを見たばかりだから、その比較が面白かった。
とてもシンプルなストーリー。主人公のサラは妄想好きな少女。だけど乳飲み子の弟の子守を押し付けられて、ブチ切れる。言ってはいけない呪文を唱えたことで、弟のトビーはゴブリンの王である、魔法ジャレスの城にさらわれてしまう。
トビーを取り戻すには、決められた時間内に魔王が作った迷路を抜けて城に到着しなくてはいけない。その旅の途中で出会った異世界の仲間とともに、弟を助け出すという物語。
魔王ジャレスを演じているのは、写真のとおりのデヴィッド・ボウイ。ぴったりのキャストだよね。この当時の彼なら。普段のステージのメイクと衣装で映画に出演しても魔王に見えるだろうw
さすがボクの大好きなデヴィット・ボウイ。とても怪しげで、幼児に好かれる優しい魔王だった。彼は役者としても才能がある人だったよね。亡くなっただなんて、今でも信じられない。
CGは使えない時代だから、ゴブリン等の異世界のキャラは、すべてパペットらしい。ジョージ・ルーカスが絡んでいるから、『スター・ウォーズ』の匂いがプンプンしていた。だけど違和感はなかったし、この時代にしてはよくできていたと思う。思っていたより、ずっと素敵な映画だった。
『不思議な国のアリス』と『オズの魔法使い』を合わせたような作品だった。映画のなかでもサラの部屋に『オズの魔法使い』の本があったから、監督がリスペクトしているんだと思う。
サラの妄想が、異世界との扉を開く。妄想こそが、創造の源だと感じさせてもらえる作品だった。とにかくジェニファーが可愛い、ということに尽きるかもね!
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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