人生はジクソーパズルだよね
昨日の荒天が嘘のように、今日は朝から晴天が続いている。東京は桜の開花宣言が出たみたいだけれど、神戸はまだ肌寒さが残っている。でも来週には、開花宣言が出るだろう。いよいよお花見の季節だなぁ。
年に一度はレンタカーを使って、福井県までお花見に行く。今年は桜の開花が早そうなので、ドライブに必要なものを少しずつそろえている。ミニマリストの我が家だから、準備しておかないと何もないからねw
神戸が満開になった翌週くらいは見ごろなので、今から楽しみにしている。もちろん神戸市内も、できる限りお花見に行く予定。須磨の海岸が高台から見える、須磨浦公園も毎年必ず行っている。遊ぶ予定が多いので、うまく仕事の時間を組み込んでいくつもり。
その仕事に関することで、とんでもない本に出会った。
『ストリー・ジーニアス 脳を刺激し、心に響かせる物語の創り方』リサ・クロン著という本。
いわゆる小説の指南本なんだけれど、この本の一部を抜粋した文章を、Twitterで目にした。そのときにピンと来て、すぐに図書館で本を手配した。ボクの直感は正しかったようで、今のボクにとってもっとも必要とすることが書かれている本だった。読み始めて、マジで鳥肌が立ったほど。
かなり分厚い本なので、読了するのに4日もかかってしまった。もちろんじっくりと理解を進めながら熟読していたせいもある。ほとんどの人にとって関心のない本だと思う。だけど小説や映画等の脚本を書きたい人、あるいは漫画家志望の人は、絶対に読むべき本だと断言できる。
だけど条件がある。少なくともいくつか作品を完成させ、自分の問題点が見えているということ。そうでないと、もし読んでも大切なことが抜け落ちてしまうだろうと思う。そういう意味では、読む人を選ぶ本だと言っていいかもしれない。
今朝からこの本を抱え、午前と午後を使って要点を書き出した。全部で4000字を超えるメモになった。そしてこの本で使用されている表も、ワードを使って作った。ちょうど今は新作を書いているので、すぐに取り入れていくつもり。いや、すでに2〜3日前から応用している。
こんな本に出会うと、人生はジクソーパズルだなぁと感じる。これは人との出会いも同じだと思う。
もっとも大切なのは、パズルを作ろうとして行動に移すこと、不安や恐れもあるだろうけれど、好きなことならとりあえずやってみる。そうやってパズルを組み立てることで、どの部分が自分に欠けているか見えてくる。どのピースが埋まれば、パズルが完成するか見えてくる。
すると不思議なもので、その段階になると必要なものが引き寄せられる。欠けた部分を埋めるための本やアドバイスが引き寄せられる。あるいは出会うべき人と出会う。
だけどぶちまけただけのパズルのピースをいくらながめていても、そんな出会いは起きない。ある程度自力で完成させようとすることで、引力が発生するんだと思う。まずはアクションを起こさなければ、何も起きないということだよね。
この本はノウハウが中心だけれど、著者は前著で脳科学から見た物語の性質を本にしている。その本も読んでみるつもり。このことに関して、ボクの脳に吸収できる余地ができたのだろう。そう勝手に思い込んでいる。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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