SOLA TODAY Vol.619
今日は朝から雨。天気予報によれば、夜までかなり降るらしい。
こんなときに困るのが洗濯物。部屋干しにするしかないし、湿度が高いのでなかなか乾かない。何度も洗濯物を手にして、乾燥状況をたしかめることになる。
浴室乾燥機を利用する人でも、どの程度乾かせばいいか悩むところ。どのタイミングでスイッチを切ればいいか、サクッとわかれば助かるだろう。
こんなときに役立ちそうな商品が開発されている。
「洗濯物が乾いた」を知らせてくれる 便利なIoT洗濯ばさみを東芝が開発中
洗濯物の乾燥状況を教えてくれる商品を、東芝が開発中。ほぼ完成していて、今年には販売される予定らしい。
その名は『乾送ミミダス』という、ウサギのキャラを使ったセンサー。こんな風に使う。
あはは、なんとなく間抜けな雰囲気。見ようによっては可愛いかな。ウサギの耳の部分で洗濯物を挟む構造になっているようだね。
見た目はオモチャのようなだけれど、きちんと仕事はしてくれる。
こんな感じで、乾燥状況と残り時間を教えてくれる。家事や育児で忙しい人なら、一目で状況がわかるから便利だろうね。
ただ思うんだけれど、東芝の見込みどおりに売れるかどうかは疑問だよなぁ。これを使って便利だと感じる人は、どちらかと言えば少数派だと思う。
共働きの夫婦も増えているし、独身の人がわざわざこれを使うとは思えない。乾燥機付の洗濯機なら意味ないしね。忙しいのに洗濯物を干して、わざわざこのウサギをぶら下げる手間をかけるかどうかは微妙。
おもしろがって使う人はあっても、すぐに飽きそうに思う。でも個人的には、ボクはこの商品の発想を好ましく思っている。有用で大ヒットするIotというのは、身近なところから生まれてくるはず。
こんなものがあればいいな、と感じるものをどんどん商品化していくのは大切だろう。顧客のニーズを待っているのではなく、メーカーがニーズを提供するくらいの姿勢が必要だと思う。そういう意味では、この東芝の商品は何かのきっかけになるかもしれない。
Iot商品の競争は激化する一方だから、これからは各メーカーが様々な商品を打ち出してくるだろう。実際に使うかどうかは別として、客観的にそれらの商品を眺めているのは面白い。どんな商品が出てくるか、とても楽しみにしている。
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