成功は努力プラス魔法
だけどスマホアプリだとログインできるので、朝のブログに引き続き、このブログもスマホで書いている。
まぁ、何事も経験だから、積極的に受け入れていこう。いつか役に立つことがあるかもしれない。
昨日読了した小説を書いた作家も、日々のたゆまぬ努力が大切だと、あとがきに記していた。だけどそれだけでは成功しない。もう一つ大切なものがある。
それは、小さな魔法、とのこと。
『ドランのキャデラック』スティーブン・キング著という小説。7つの小説を収めた短編集で、相変わらずどの作品も怖くて、不思議な世界を描いたものばかりだった。
簡単に各作品を紹介しておこう。
『ドランのキャデラック』
犯罪を目撃した妻を犯人に殺された夫が復讐する物語。犯人はドランという名で、彼の運転するキャデラックがきっちりとハマる落とし穴を作り、生き埋めにしてしまう。
『争いが終わるとき』
ある天才が、人間が決して争わなくなる物質を見つけてばらまく。3年は平和が続いたけれど、やがてその物質によって人類は滅びる。
『幼子よ、われに来たれ』
主人公は高齢の女性教師。生徒に厳しいので知られている。やがて謎の生物に肉体を乗っ取られた子供たちによって、破滅を迎える。
『ナイト・フライヤー』
連続殺人鬼を追うタブレット誌の記者が主人公。ようやく犯人を追い詰めたが、犯人は本物の吸血鬼だった。
『ポプシー』
借金に追われた男が、子供を誘拐して資金を稼ごうとする。ところが誘拐したのは恐ろしい怪物の孫で、祖父が孫を取り返そうとして主人公に襲いかかる。
『丘の上の屋敷』
ある田舎町の古い屋敷にまつわる物語。元の持ち主は不可解な死を遂げ、次の所有者もすぐに逃げ出す。屋敷に関わって死者出るたび、この屋敷は勝手に増築される。
『チャタリー・ティース』
歯の形をしたオモチャが、人間を食い殺す物語。だけど不思議と主人公を助け、彼の敵を殺害する。そして、このオモチャは主人公に引き取られていく。
という7つの短編。どれも本当に面白かった。キャデラックの落とし穴なんて、完璧過ぎて真似する人がいないか心配になるほど。
最初に書いた魔法とは、ふいにやってくるひらめきのこと。
どんなに努力して文章力を鍛えても、この魔法がなければ作品にならない、と著者は述べている。
その魔法を育てるのは、『信じる』ことだそう。例えばサンタクロースのようなことでも、本気で信じた経験がある人は、ひらめきという魔法を使えるようになるそう。
馬鹿だと言われても、無邪気に信じることで魔法が育つんだと思う。そういう意味では、ボクもいい雰囲気で子供時代を過ごしてきたように思う。魔法を大切にしよう!
あぁ、まだまだスマホでブログを書くのは時間がかかるよなぁ。
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