これほど誰かを愛せるなんて
待ちに待ったミュージックビデオが公開された。アリアナ・グランデがインスタグラムで新曲のリリースを予告していて、ようやくその第1弾が公開された。曲のタイトルは『positions』で、彼女らしいポップミュージックに仕上がっている。
ビデオはアリアナが大統領になったような設定で、ホワイトハウスっぽい映像に終始している。相変わらず素晴らしい歌唱力で、ビデオを楽しみつつも彼女の歌に引き込まれてしまう。
そのうちニューアルバムがリリースされるはず。ボクがもっとも期待しているのは、ドージャ・キャットとのコラボが進行中ということ。今年になってレディーガガとコラボして大ヒットを出したばかりなので、ドージャ・キャットとのコラボ曲を首を長くして待っている。
話はコロッと変わり、究極的な愛の物語を読んだ。映画では観ていたけれど、やっぱり原作のほうがずっといい。
『トワイライト3 闇の吸血鬼一族』ステファニー・メイヤー著という小説。映画を観たきりだった『トワイライト』シリーズの原作を追いかけている。この作品で、第1弾のトワイライトが終わった。続編はニュームーンになる。
映画の内容をかなり忘れているので、原作とどの程度ちがうのか明確じゃない。だけどこの物語の魅力を新しく知ったような印象があるので、きっと原作のほうがはるかに面白いはず。
主人公のベラがジェームズという吸血鬼に襲われるシーンは、こんなに過激だったけと思うほど原作はすごかった。彼女の恋人であるエドワードの到着がもう少し遅れたら、ベラは完全に吸血鬼となっていただろう。
そしてエドワードがベラの血をすべて味わいたいという欲望に耐え、ジェームズの毒だけを吸い出したシーンには感動した。本物の愛がなければできないこと。だけどそれ以上にベラの愛の深さに感動した。映画ではこれほどとは思わなかったから。
ベラは本気でエドワードを愛している。だけど吸血鬼の彼はいつまでも若い。永遠に生きる。もし愛し合ったとしても、自分はいつか年老いて別れがやってくる。だからベラは自分が吸血鬼になることを真剣に考えている。
そうすればエドワードと永遠に暮らすことができるから。それもいまの若いままの姿で。でもそれは人間としての命を捨てる行為に等しく、愛する父や母との決別も意味する。そんなリスクを負ってまでも、ベラはエドワードに吸血鬼にして欲しいと願う。エドワードは抵抗しているけどねwww
これほど誰かを愛せるなんて素晴らしい。もちろん物語なんだけれど、フィクションであることを忘れて心が揺さぶられる。この物語が世界的なベストセラーになったのは、この二人の愛ゆえなんだろう。
最初の3冊では、ようやくレギュラーメンバーの紹介が終わったという雰囲気。これからさらに物語が進行していくのだろう。だってまだ残りが10冊もあるんだからね。しばらくはハラハラしながら、ベラとエドワードの物語を楽しむことができそうでうれしいなぁ。
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