それぞれの結末がいい
今月の26日から、docomoの新しい料金プランとなるahomoの受付が始まる。我が家の場合は移行するほうが圧倒的にリーズナブルなので、昨日妻と相談して契約することを決めた。
そのついでに5年半使ったiPhone6sを機種変更しようと思っている。ahomoで扱っているのがiPhone11なので、一緒に端末も変更するつもり。やや古い機種で5G対応じゃないけれど、我が家の場合はほぼ自宅のWi-Fi仕様なので十分。
ただlightning端子のイヤホンが付いていなかったり、電源アダプタもUSB type Cが必要となる。それで必要なものをチェックしたり、変更手順を確認しているだけであっという間に時間が経ってしまう。かなり頭が煮詰まってきたので、こんなときはシンプルな映画がいい。
2021年 映画#34
『そんな彼なら捨てちゃえば?』(原題:He’s Just Not That into You)という2009年のアメリカ映画。いわゆる群像劇で、複数のカップルの顛末を描いた作品。毒にも薬にもならない内容なんだけれど、笑いながらのんびり楽しむには最適な作品。
過去に観たことがあるけれど、まったく記憶にない。再見してようやくいくつかのシーンを思い出したけれど、ほぼ初めて観るような感覚だったwww
とにかく出演者が豪華。カップル単位で俳優名を列挙しておこう。
ジェニファー・アニストン:ベン・アフレック 一度は別れるけれど、最終的には結婚する。
ドリュー・バリモア:ケヴィン・コナリー 互いにちがう相手を求めていたけれど、ラスト近くで恋人に近い親友となる。
ジニファー・グッドウイン:ジャスティン・ロング 恋多き彼女にアドバイスしているうちに、結局はカップルとなった二人。
ここまではハッピーエンドのカップルたち。
ジェニファー・コネリー:ブラッドリー・クーパー この作品で唯一の夫婦。だけど夫の嘘と不誠実のせいで二人は離婚する。
スカーレット・ヨハンソン。 ブラッドリー・クーパーの夫婦仲に影響を与えた女性。結局彼女は一人で進む道を選択する。
このメンバーがそれぞれ複雑に絡み合っていて、物語が同時進行していく。最初は人間関係がわかりづらいけれど、個性的なキャラばかりなのですぐに馴染む。とにかく美女とイケメンたちばかりが登場するので、男女に関わらず目の保養になるよwww
こうした映画って、誰もがハッピーエンドで終わることが多い。だけどこの作品はそれぞれに結末がちがう。そこがいいと思う。
ハッピーエンドのカップルだって、数年後にはどうなっているかわからない。逆に映画の結末では残念な結果になったとしても、その後に最高の幸せが待っているかもしれない。人生なんて最後まで生き切らないとわからないからね。
ある時空で切り取って、幸せか不幸かを判断するのはナンセンス。この映画を観終わったあとに違和感がないのは、そうした人生の機微を語っているからだろう。幸せかどうかを決めるのは、一生を通じて『いまの』自分が判断するもの。そんなことを感じさせてもらえる映画だった。
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