気分転換に最適な映画
今月の4日に今年の大掃除を始めて1週間が経過した。1日置きの2時間限定でやっているけれど、1週間が経過したころはもっとも疲れがたまってくる時期。最初に大物から取り掛かっているので、どうしても疲労が蓄積してしまう。
だから気分転換することは大切。かなり意識して気持ちを切り替えないと、心まで疲れてしまうから。気分転換にいいのは映画。その世界に没頭することで心のシャワーを浴びることができる。だけど選択は大事。眠くなるような難しい映画は余計に疲れるwww
そこでホラー映画をチョイスしていた。その選択はよかったと思うけれど、やっぱり気分転換に最適なのはアクション映画だろう。そう思って選んだ作品が大当たりで、映画を見終わったときに心地よい爽快感を味わうことができた。
2021年 映画#149
『フレンチ・ラン』(原題:Bastille Day、北米での公開時ではThe Take)という2016年のルクセンブルク、フランス、アメリカの合作映画。
フランスのパリが舞台なんだけれど、主人公の二人はアメリカ人。一人はブライアーというCIAのエージェント。優秀だが独断で動く傾向が強く、バクダットで潜入捜査に失敗してパリの監視課に配属された。
もう一人はメイソンというアメリカ人の青年。かなり凄腕のスリで、パリで盗品を売って生活している。このメイソンがとんでもない事件に巻き込まれてしまう。反ファシストの活動家であるゾーエという若い女性が、右翼団体の本部に爆弾を仕掛けることになった。
ゾーエは反対したけれど、怪我人を出さずに右翼組織を脅すだけだと説得された。だけど建物には清掃人たちがいる。それで思いとどまって、爆弾を持ったまま本部から出てきた。そして川に爆弾を仕込んだぬいぐるみを捨てようとしていたとき、メイソンにその爆弾が入ったバッグを盗まれてしまう。
何も知らないメイソンは中身を調べた。ぬいぐるみとスマートフォンしか入っていない。それでスマートフォンだけとってバッグは捨てた。その直後に爆発が起きて4人の市民が死んでしまう。防犯カメラの映像でメイソンはテロリストと認定され、指名手配されることになった。
そこでブライアーが登場する。彼は独自の捜査でメイソンを見つけ出し、警察より先に確保する。ところが調べていると、メイソンが爆弾だと知らなかったことがわかる。犯行声明によると、さらなるテロ攻撃があるとのこと。そこで本当のテロリストを見つけるため、ブライアーはバッグを持っていた女性をメイソンと一緒に探すという展開。
結果としてテロは偽装で、警察組織の一部がフランスの銀行から暗号通貨を盗むことが目的だった。そのために右翼団体が利用され、移民問題を刺激して暴動を誘発するのが爆破の真相だった。最終的にはブライアー、メイソン、そして真実を知ったゾーエが協力して陰謀を暴くというエンディングだった。
ブライアーを演じたイドリス・エルバがめちゃ良かった。ボクは『ダークタワー』というスティーブン・キング原作の映画でしか彼の印象がなかったけれど、アクション俳優として活躍できると思う。とにかくカッコいい。
フランス人の登場シーンではきちんとフランス語が使われていたし、物語もうまく構成されていて飽きずに最後まで観られた。やっぱり気分転換はアクション映画が最適かな。またアクショ映画をチェックしてみよう。
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