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高羽そらさんインタビュー

最恐の「嘘から出たまこと」

今日は1ヶ月ぶりに神戸市灘図書館へ行った。休館中だった時期に床を張り替えたそうだけれど、あまり分からなかったな。目新しかったのは返却窓口のブースにできた『自動返却装置』というもの。

 

自動貸出装置は数年前から置かれていた。本を置いて図書館カードを読み込ませると、自動で貸出処理ができる。ついに返却装置も同じようなものができたと喜んだ。それで昨日のブログで書いた12冊の本の返却を試してみた。

 

使い出してガッカリというか、思わず失笑してしまった。返却窓口の横に長方形の返却装置が置かれている。下部にポストのように口が開いている。説明書きには1冊ずつ返却してくださいと書かれていた。それでまず1冊を投入。

 

なんと開いた口にレールがついているだけで、本がゴロゴロと流れて窓口の下に落ちるだけ。たしかに自動と言えば自動なんだろう。だけどただ受け入れ口に本が落ちていくだけ。なのに自動返却装置というネーミングは大げさ過ぎひん? もう笑うしかなかった。

 

でも自宅に戻ってネットで図書館のマイページを見ると、きちんと返却処理されていた。とりあえず返すときは職員と接する必要がないので、設置してもらって良かったと思う。今度行っても、また笑ってしまいそうだけれど。

 

さて、「嘘から出たまこと」という言葉をそのまま映画にした作品を観た。ファンタジーなのか、はたまはコメディなのか、それともホラーなのか分からない。だけどバカバカしく思いつつも、結構楽しめる作品だった。

 

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2023年 映画#19『ジョン・ディーの魔導書 〜エバーモアの戦い』(原題:Knights of Badassdom)という2013年のアメリカ映画。日本で公開されたのは少し遅れた2017年らしい。

 

物語の前提として、ジョン・ディーという人物がはるか過去に魔導書を記した。本来は天使を召喚するためのものだったけれど、悪の手によって悪魔を呼ぶための本になってしまった。そしてその本は意志を持ってどこかに消えてしまったという前提。

 

そして現代。物語の登場人物たちはリアルRPG的なゲームを毎週楽しんでいる。中世の騎士や魔法使いの姿にコスプレして、与えられたミッションを達成するというもの。途中で敵に襲われたり、戦闘する設定もある。武器はゴム製の剣で、相手に打ち込んだ場所で点数が決まる。

 

主人公は恋人にフラれたばかりのジョー。彼の趣味はヘビメタロックの作詞作曲と演奏。落ち込んでいるジョーに親友のエリックがそのゲームに無理やり参加させた。エリックはネットのオークションで魔法の本を手に入れていて、それを使うことが楽しみで仕方ない。

 

それで新入りのジョーがゲームに参加することで、魔導書を読み上げる儀式を行なった。エリックがその本を適当に読むと、その付近に衝撃が走った。これが「嘘から出たまこと」で、エリックの持っていた本こそがジョン・ディーの魔導書だった。つまりエリックは悪魔を召喚してしまった。

 

悪魔の姿はジョーの恋人。なぜなら恋人に未練が残る彼女の写真をジョーが持っていたから。ということでそこから悪魔の殺戮が始まる。スプラッター系の映画が苦手な人は無理だろうなぁ。血が飛び散るだけでなく、生首は飛ぶし、内臓はそこらじゅうにぶち撒かれるから。

 

最終的には目覚めたジョーによって悪魔が消滅する。魔導書は歌うように読まなけれがいけない。そこでジョーがやったのは自分の作ったメタルロックの曲を絶唱すること。それによって悪魔が滅びるという、馬鹿らしいけれど笑えるラストだった。

 

90年代に『マーズ・アタック!』というふざけた映画があった。あのときの火星人はヨーデルの歌を聴かせると脳が破裂する。この映画はロックを聴いて悪魔が破裂してしまったwww

 

馬鹿らしい設定だけれど、ボクは嫌いじゃない。ブラックユーモアも効いていて、なかなか面白い作品だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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