夢体脱日記#177
先日のブログで書いたけれど、ナイトスクールで大地震のシミュレーションを経験した。これでもかなり怖い体験だったけれど、今朝の明晰夢ではさらにリアルな大地震体験が用意されていた。
最初は大学生時代の友人と二人で散髪をしてもらっていた。窓が大きな理髪店で、外の景色がよく見えた。その友人は新潟在住なので、実際には卒業してから数回しか会っていない。この段階ではまだ夢だと気づいていない。
いきなり腹に響くような音が伝わってきた。あっという間に大きな揺れが来て、窓の向こうの住宅街が激しく左右に揺れている。そして数秒でそれらの住宅が横倒しになった。店内はパニックで、理髪店の床が大きく割れて深い闇が見えた。お店の椅子や道具がその闇に飲み込まれた。
どうにか地割れを避けて外に出た。ここでようやく夢だと気づいたけれど、このまま体験するようにという声が聞こえた。もう友人の姿は見えない。見渡す範囲の山は崩れ落ち、あちこちらで火の手が上がっている。なぜだかわからないけれど、ここは滋賀県だと感じた。
道路は避難する自動車で大渋滞。ただ、車が横転していたり道路が陥没していて思うように動けない。列車は止まっているし、歩道は避難する人たちで溢れていた。とにかく妻に無事だと連絡しようと思った。でも携帯電話が通じない。
線路沿いに歩きながら公衆電話を探した。しかしどこも大勢の人が行列を作っている。唯一空いている電話を見つけたけれど、会費制の電話で入会に4500年が必要とのこと。こんな非常時に商売をしている奴に腹が立ったのでその電話はスルー。
しばらく歩くと、地震の状況を中継しているテレビクルーがいた。インタビューを受けたついでに、妻に無事だとカメラを通じて伝えた。街は空襲を受けたかのように瓦礫の山だった。夢だと気づかなかったら、かなりパニックになっていたと思う。
気になったのは地震が起きた場所。直感的に滋賀県だと感じたけれど、これは神戸の自宅から離れているというイメージが理由かもしれない。それよりも卒業後にほとんど会っていない友人の登場が心に引っかかる。頭に浮かんだのは「新潟」という言葉。少し気になった明晰夢なのでブログに書き残しておくことにした。
さて、こんなリアルで不思議な体験ができる夢体脱は、誰でもやる気と根気があれば経験できます。興味のある方はこの本をぜひ!
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