くぅ〜完全にハメられた!
今日も昨日と同じような雲のない晴天が続いています。そして暖かいですね。神戸は昨日に桜の開花宣言が出ました。ということで来週の週末には満開の桜が見られそうです。先日のブログでも書きましたが、今年が最後の桜のつもりでその美しさを心に焼き付けたいと思います。
昨日の散歩中に出会った花です。可愛いですね。散歩中に見かける花は春の到来を教えてくれますが、我が家でも春がやってきたことを如実に物語るものがあります。
それはミューナの抜け毛……。
猫の冬の体毛が、この時期になると大量に抜け始めます。人間で言えば衣替えですね。毎朝膝に抱いてブラッシングをするのですが、キリがないくらいムダ毛が湧いてきます。一ヶ月くらいその毛を貯めると、もう一匹ミューナができるのではと思うくらい。抜け毛にも春を感じますね。
そんな春真っ盛りなのに、今日の午後は妻に付き合って『ホリデイ』というクリスマス映画を観ました。少なくとも10回以上は軽く観ている映画です。つい最近結婚したばかりのキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットが主演している映画ですが、二人ともラブリーですね。何度観ても感動する映画です。
このようラブコメディの映画は、たいていがハッピーエンドです。だから安心して観ることができます。『ホリデイ』も御多分に洩れず、完璧なハッピーエンドを迎えます。ところが、ところが……。全く予想外の結末を迎えた小説を、昨晩読了しました。もう唖然とするしかありませんでした。
『流星の絆』東野圭吾 著という本です。
主人公は3人の兄弟です。小学6年の功一、小学4年の泰輔、小学1年の靜奈。両親が洋食屋を経営しているという3人は、深夜に自宅を抜け出して流星群を見に行きます。あいにくの雨で帰ってきたのですが、自宅に戻ると両親が何者かに惨殺されているというショッキングな出来事で始まります。
神奈川県警の柏原と萩原という二人の刑事が必死で捜査しますが、ほとんど手がかりがない状態。次男の泰輔が見たという犯人の似顔絵だけが頼りの状態でした。それから14年が経過して、間もなく事件は時効を迎えようとしています。
3人は身寄りがなく施設に預けられます。ところが成人した3人が選んだ職業は詐欺師でした。世間なんて信用できないというトラウマが、3人をそこまで追い込んでいたのです。ところがある人物を詐欺にハメようと画策している時、その人物の父親が両親を殺した犯人であることに次男の泰輔が気づきます。詐欺の計画を変更して、時効前にその父親を犯人として逮捕できるよう、3人は禁じ手を実行していくという物語です。
そして終盤で事件が解決するのですが、その犯人にビックリ!
こうした小説を読んでも大抵は予測できる私ですが、ま〜〜ったくノーマークの人物でした。もし読んでみようと思う方があったらネタバレになるので書きませんが、とにかく最後までハラハラドキドキの小説でした。
任天堂のファミコン世代の方だったら、『ポートピア連続殺人事件』というテレビゲームをご存知かと思います。神戸が殺人事件の舞台となったゲームで、事件の犯人を捜査していくゲームです。私はファミコンに夢中でしたので、そのゲームを経験しています。この小説はそのゲームの犯人と同じパターンです。ゲームをご存知の方なら、ここまで言えば犯人が誰だか予想できるかもしれませんね〜!
東野圭吾ワールドにハマって乱読している私ですが、またまた彼のトリックにハメられました。くぅ〜、悔しい〜〜!
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ひのっちさん、コメントありがとうございます♩
アハハ、ひのっちさんなら知っていると思っていましたよ〜!
その通り、身近な存在です。
この古いゲームの犯人であるヤスこと真野康彦と、全く同じ立場と職業の人間で〜〜〜す(笑)
そらさん、記事ありがとうございます。
ポートピア相当なついですよ、それ。知ってますけど、
てことは、犯人は最初からいて、かなーり身近な存在ですね。