「殺処分」をしなければならない職員の獣医の心情
保健所と言えば「殺処分」と言うイメージが強いですよね。
実は、殺処分のボタン(ドリームボックス)を押す職員の中には
獣医さんもいるのご存知ですか?
命を救う為に「獣医師」になったのに「殺す」お手伝いをしている
事に耐えられなく、辞めて行く人も多いのが事実です
「ごめんな」。
猫4匹に声を掛け「麻酔薬注入」のスイッチを押した。
薬が処分室に充満すると意識を失い、30分ほどで息絶えた。
こんな記事を読むと同じ獣医師として胸が痛くなります。
ちなみに、下関市は09年、約10億円をかけて麻酔薬を吸わせる
施設をつくった。以前は筋弛緩剤を注射していたそうです。
「殺すために獣医師になったんじゃない」
これが本音だと思います。
ただ、職員として殺すだけではなく、命を守る事がきっと出来る
ハズです。ネパールで大活躍している救助犬はまさに、殺処分寸前だった
所を「今日の頭数は果たしたから」と寸前のことろで「命」がまもまれました。
その子は、職員の推薦もあって、救助犬になった事実があります。
こうした目の前の1頭の命を救う事で、1頭が2頭になり…10頭、100頭に
なっていくのです。
僕も獣医師として出来る事を考えていきたいと思っています。
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