獣医師として…やるべき事
昨日、雑誌「ドレス」と言うインターネットのHPの記事に掲載されていた
キャスターの滝川クリステルさん。
滝川さんと言えば、フジテレビの「ニュースジャパン」での
キャスターでのイメージが強いです。
その番組で、多分メディア初だったのではないでしょうか?
保健所にある「ドリームボックス」と呼ばれている
わんちゃん、ねこちゃんを殺処分される場所。
その一部始終を撮影し、放送をしています。
すごく衝撃だった事を今でも覚えています。
滝川さんは、メディアを通して、真実を知ってもらうと言う試みをしています。
それぞれ、役割と言うものがあるような気が、僕はします。
動物のことを考えてくれるのはほんとに嬉しいことです。
こうしたメディアの力をお借りする事で、知らない事を知るきっかけになるの
だと思います。
ただ、活動をしていく中で忘れてしまいがちな事が1つあります。
それは…
「動物を扱う仕事で国家資格を所有するのは獣医師だけ」
と言う事です。
医学的な事は、どんなに動物の性質を知っていても、獣医のみが医学つまり医療を
ほどこす事ができるのです。
医学的な発言や、教育を飼い主さんにさせていく事で「救われる命があるのではないか」と
僕は考えます。
そして、メディアを通じて「医学」の事を伝える事が僕たち獣医として
出来る事ではないのではないでしょうか?
つまり、獣医師が第一に動物のことを考える必要があると思っています。
殺処分はもちろん、減らすことを前提に、業界そのものの整備も必要だと感じています。
「獣医としてできる事…」
これからも、考えなから動物のためにできることを頑張っていきたいと思っています。