中国で「ウルトラマン」登場!?
7月10日の「ウルトラマンの日」に、中国のイベントで発表されたのは
「ドラゴンフォース~さようならウルトラマン~(原題:鋼鐵飛龍之再見奧特曼)」
のトレーラー映像が今、物議をよんでいるそうです。
「ドラゴンフォース」は、「時空警察ヴェッカー」シリーズなどを手掛け
中国でも活躍する日本のクリエイター・畑澤和也さんが
総監督原案を担当した3DCG映画で、2013年には日本でも作品が公開されています。
今回、畑澤さんが携わっているかは不明ですが…二作目として話題になっていました。
しかし、イベントでビックリ!!
フルCGで表現されたウルトラマンがゲスト出演・活躍する様子が描かれています。
作中のウルトラマンの姿は腹筋がシックスパックに割れて筋肉質になり
全身にグレーのラインが入るなどオリジナルデザインに見えたと言います。
さらにイベントにはこのオリジナルデザインのウルトラマンも登場しました
これについて日本では…
「海賊版」「無許可ウルトラマン」「パロディだとしてもクオリティが低すぎる」
と怒りの声があがっています。
また中国国内からも…
「恥知らず」「円谷の許可を得てるの?」といった声もあがっていると言います。
当然ですよね。
違いすぎます。
しかし、中国系の複数のメディアがステージ上で
「著作権侵害はなく、公式のライセンスを使用したリメーク作品だ」
との説明があったと報じていますからビックリです。
なぜ、今回の作品が発表されるに至ったのでしょうか?
これには、ウルトラマンの海外での権利関係が複雑に関与しているみたいです。
日本国内でウルトラマンの著作権を有するのが円谷プロダクション。
しかし、あるタイ人の実業家が、円谷英二氏の息子である故・円谷皐(のぼる)氏から
「ウルトラQからウルトラマンタロウまでのシリーズの海外利用権を譲渡するという
契約書を1976年にもらった」と主張している事が理由にあるそうです。
海外での権利利用について1997年から円谷プロダクションと長きに渡り
さまざまな国で争っていると言います。
大変ですよね。
本当に…
でもやっぱり「ウルトラマン」といったら「円谷プロダクション」の頭があるのと
日本の財産ですから、大切にして欲しいと思います。
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