野生のシカのお肉の再利用!
農地や森林を荒らす害獣として捕獲したシカの大半は廃棄。
しかし、食肉用に解体されても、食卓にたどり着く部位は一部だと言います。
環境省や農林水産省によると、2018年度の全国のシカの捕獲数は約57万2千頭。
そのうち食肉向けなどに解体したのは1割強の7万4136頭。
大半は焼却されるか埋められています。
理由は、高値で売れるモモやロース以外の部位の肉の需要が少句ないらしく
処理までの鮮度を保つ必要があることも流通しにくい要因とされているそうです。
そこで目をつけたのが「ペット」。
野生のシカの肉が、ペットフードの原料としていいのではないかと言う事で動き始めました。
シカ肉は牛肉と比べて脂質は5分の1で、カロリーは半分。
鉄分は1、7倍の高たんぱく質と言うのですからすごいお肉です。
一番注目して欲しいのは「食物アレルギーの子に良い」と言う事です。
僕の患者さんも、鶏肉、牛肉、豚がNG。
でもお肉を食べたがるので、食べさあせたいと言う飼い主さんは救われています。
すごくいい事だと思います。
それと駆除された、シカたちの命を考えると
「命をいただく」姿勢が大切だと思います。
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