コロナ禍でのペットブームの裏側 ー小動物の命ー
今年8月下旬、滋賀県内を走る近江鉄道のとある駅のベンチに
ケージごと捨てられていたというジャンガリアンハムスター。
このハムスターはどうなると思いますか?
ペットは法律的に「器物」扱いです。
その為に、警察に「拾得物」として持ち込まれた後に
滋賀県動物保護管理センターへ収容されます。
その後、引き取り手がいなければ「殺処分」になります。
このハムスターは引き取り手がいた為に
「殺処分」を免れることができました。
このハムスター、生後1、2カ月くらいの赤ちゃん
だったそうです。
ハムスターの寿命はおよそ2年ほどだと言われています。
犬や猫が15年、20年生きると言われているのに比べて
ハムスターの命は2年です。
2年しか生きられない命を捨てないで欲しいです。
コロナ禍になってから犬や猫を飼われている人が急増し
手放す人が増えていると言う事が報道されていますが。
実は、小動物も同様なんです。
文鳥やニワトリ、ヘビ、リクガメ、ウサギ、モルモット
ハムスターなどの小動物の遺棄が絶えないと耳にします。
犬や猫は飼えないけれど
手軽に購入できる小動物にもペットとして
注目が集まっている事が理由みたいです。
これまでも炎天下にリュックサックにウサギとハムスターを
入れたままゴミ箱に遺棄され、そのウサギとハムスターは
圧死と熱中症で死んでいたそうです。
小動物も命があります。
人間のようにお話もできなければ
飼い主さんを選ぶ事もできません。
その命を一生見届ける事ができるのか?
きちんと考えてから
家族の一員として向かい入れてほしい。
そう願います。
#小動物#ハムスター#ヘビ#殺処分#命#ウサギ#捨てる#警察#器物#愛護センター#獣医師#動物病院#佐藤貴紀
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする