その一目惚れ迷惑です のポスター気になりませんか？
よく、駅の広告で見かける
「その、一目惚れ迷惑です」（通称：一目惚れ）
すごくインパクトがありました。
色々な思いや願いが込められているのだろうと
思っていました。
やはり、ペットショップでの安易な動物の販売と購入に対して
警鐘を鳴らし、命を託す責任、命を預かる責任を考えてもらう
ということが目的だそうです。
これは動物を飼うことを否定しているわけではなく
すべてのペットショップ、ブリーダーを悪ではないですが
売る側が動物を商品ではなく、一つの命として向き合い
購入者が終生飼養・適正飼養が本当にできるのかどうか考えて
欲しいという、この広告者の願いだと言う事です。
僕のマネージャーも取材の時
「ペットショップに行くと
トイプードルは絶対に鳴かない。
毛は抜けない。
噛まないので、初心者におすすめです」
と言われた事があり違和感があり、そのコメントは削除
したことがあったそうです。
「生まれた時から吠えない、噛まない犬はいない」
と思ったからそうです。
（トレーニングすれば別です）
正しい知識を与えられる場所になって欲しいと
つい最近話していたので、思わず反応してここに
書いてみました。
僕たち獣医師もそうです。
僕の病院では
「爪切り、耳掃除、足のバリカン、肛門しぼりなどのケアします」
と書いているのですが、これはまさに病院の敷居を少しでも
入りやすくして、なんでも相談できるようにしたいと言う
願いも、もちろん込められております。
最後まで、命を預かるという
重さをきちんと感じて、考えてからかって欲しい。
そして、僕たちのようなペットの専門家にもっともっと
気軽に相談ができるようなことができるように
なるようにしたいですね。
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