血液検査は健康管理の重要な検査の1つです!
時々「わんちゃん、ねこちゃんの血液検査は意味があるんですか?」
と聞かれる事がありますが、答えは「必要です」の一言です。
人間同様、わんちゃん、ねこちゃんが血液検査を行う事で
発見される病気は沢山あります。
その為、血液検査は病気を早期発見する為のバロメーターでも
あります。
よく聞かれる質問の1つに
「血液検査ではどのくらい血が必要なのか?」
と言うこともきかれます。
血液検査に必要な血の量は、特殊な検査をする場合を除いて
約1~3ミリリットル程度と少量です。
採血のために、短時間押さえられる不快さは
ペットには多少あるかもしれません。
ただ、検査の中では、負担の少ない検査になります。
では「血液検査の頻度」はどのくらいがいいのかと言いますと
基本的に、歳までは最低でも1年に1回はして頂きたいです。
シニア期と呼ばれる7歳以降は1年に2回は最低行って欲しいと
思いますね。
例え、健康な状態であっても
定期的な血液検査の実施が病気の早期発見に役立つことがあります。
血液検査の参考基準値は絶対的なものなく
健康的なベストスコアはその子によって違いのです。
小さな頃から健康診断と血液検査を行って記録することで
その子の傾向を飼い主さんだけではなく獣医師も把握できて病気の
判断も早くできます。
定期的に実施して頂きたいですね。
#血液検査#健康診断#病気#早期発見#犬#猫#ペット#獣医師#動物病院#佐藤貴紀