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ケージの置き場所1つで無駄吠えする子になる可能性もあります

「ケージをどこに置けばベストですか?」

これは病院でも、良く聞かれる事が多い

ご質問、ご相談の1です。

 

1つ言える事は「窓側」に置くことは避けるべきです。

 

窓側は景色も見えて気持ちが良いように思えますよね。

特に人間はそう言う感覚になると思うのです。

でも、わんこにとっては景色が見えすぎることは

逆にストレスが溜まる可能性があります。

窓の外を行き交う人や車、あるいは庭にやってくる

鳥や猫などが気になってしまい

落ち着いて過ごすことができません。

 

特に警戒心が強く、ささいなことで吠えてしまう

ビビリ子の場合には

絶対にケージをそこに置いたらダメですね。

 

また、冬場は窓を閉めていても、寒気が流れ込んでくるためも

体調が寒さで崩してしまう子もいるので

窓側はあまりおすすめしたくないですね。

 

あと、出入り口となる「ドアのそば」もやめたほうがいいですね。

ドアの近くはなわばりの境界線付近となることが考えられます。

ケージをなわばりの境界線付近に置いてしまうと

わんちゃんはどうしてもなわばりを意識せざるをえなくなってしまいます。

「なわばりをしっかり守らなければいけない」

という使命感になってしまう為に

ゆっくりくつろぐことができなくなってしまう

と言う可能性も考えられるのです。

それと、縄張りを守る為に吠えるわんちゃんになって
しまう事もありますので気つけて欲しいですね。

 

では、ケージのおすすめの場所はあるのでしょうか?

それは…

「リビング」です。

飼い主さんが一番一緒にいられる場所ですし

わんちゃんが気になるものもこないです。

「リビング」がおすすめですね。

#犬#猫#ケージ#リビング#縄張り#ストレス#獣医師#動物病院#佐藤貴紀

 

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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