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飼い主さんが亡くなったら、愛犬は理解しているのだろうか?

メキシコのチワワ州シウダー・フアレスで行われた葬儀で

故人の娘が撮影した愛犬・ゼウスちゃんの動画に

多くの人が涙し、今話題になっていますね。

 

棺の小窓に顔を近づけた犬は中を覗き込んで匂いを嗅いでおり

「犬は飼い主が亡くなったことを悟ったのだと思う」

「きっとお別れを言っているのね」

と人々は言っています。

 

棺の前方に移動すると尻尾を振りながら棺の周りの匂いを嗅いで

再びお座りをしたゼウスは、棺のすぐそばにいた男性に
促されるようにして小窓のそばまで行き、前足を棺にかけて中を覗き込んでいます。

 

ゼウスは何度か故人に鼻を近づけたり、中を覗き込むようにして落ち着かないが
棺の中にいるのが大好きな飼い主の女性であることを確認したのでしょう。
しばらくすると男性2人に足を支えられるようにして床に降りた動画になっています。

 

よく、病院にも家族の誰かが亡くなり

愛犬がご飯を食べなくなった、元気がなくなった
と言う相談が来られる場合があります。

 

そう言う時には…
「ご家族が泣いたり、ご飯を食べなくなったりしていませんか?

 まずご家族が元気にならないとペットも元気にならないですよ」

とお話しさせて頂いています。

動物行動学を研究しているわけではないのであくまでも

感覚ですが、わんちゃんも臭いや人間の声のトーンなどで、人間や仲間の死を

感じることができるのではないかと思う事があります。

わんちゃんが死を悼むことはあるんだと

思うことがあります。

 

ペットは家族です。

家族が悲しめば、ペットも悲しむ事はおかしな事ではなく

普通の事なのかもしれませんね。


#犬#ペット#死#悲しい#惜しむ#落ち込む#家族#動物行動学#獣医師#動物病院#佐藤貴紀

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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