アルコールはねこちゃんの命の危険も…!?
わんちゃんに、アルコールはある意味「毒」です。
ねこちゃんも同じです。
ねこちゃんには、ルコールを分解する酵素の活性が極端に
低いと言われております。
体も小さい生き物であるため、一口程度の少量でも
急性アルコール中毒を引き起こす恐れがあります。
特にアルコール度数が高いウイスキーや日本酒、焼酎は
より危険性が高いです。
大半は飲んで30分~数時間後に症状が現れ始めます。
万が一、猫がアルコールを摂取してしまった場合は
早急に動物病院に連絡し獣医師の処置を受けてください。
ネット上に掲載されている応急処置方法は素人が行うと
状況が悪化する恐れがあるのでやらずに専門家に早急に
見てもらわないと「命」の危険も考えられます。
さらに、ねこちゃんに対するアルコールの脅威は
飲料だけとは限りません。
例えば、消毒用エタノールやアルコールスプレーなどを
なめることでもアルコール中毒を引き起こす可能性があります。
家庭内で消毒目的のアルコールを使用する際は
揮発するまで猫を近寄らせないことが大切です。
その中でも一番気を付けて頂きたいのが
「除菌用ウェットシート」です。
食事前などに手の汚れを拭くのに使われることが多いですよね。
それでねこちゃんを拭くと、毛繕いの際にアルコールを取り込んでしまう可能性があります。
猫の体を洗う場合は必ずペット用のウェットシートを使用してくださいね。
その他にも、アルコール成分が含まれる菓子類などの取り扱いにも注意が必要になります。