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この時期、ねこちゃんの「フケ」気になると思います。
多少のフケは新陳代謝の一環なので心配しなくても
問題ありませんが、大量に出る場合は
何かしらの異常がある可能性があります。
今回は「フケ」の3つの主な原因と予防法について
お伝えしていきたいと思います。
1)「乾燥」による原因
皮膚が乾燥していることで、フケが出ることがあります。
特に空気が乾燥する冬は、出やすいかもしれません。
対策としては加湿器で空気に水分を含ませるようにしてあげて下さい。
湿度に注意していけば、皮膚の乾燥が収まりフケも落ち着きます。
2) ストレス
免疫力の低下や執拗な毛づくろいのストレスが原因でフケが出る事もあります。
猫はストレスに弱い動物です。
何が猫に負担を与えてしまっているのか、原因を突き止めて解消してあげるようにしてください。
放置しておくとフケどころか体調不良を引き起こしてしまうこともあります。
人以上に繊細な生き物ですので、心のケアもしてあげて下さいね。
3)皮膚炎
感染症や寄生虫などで皮膚炎が生じて、フケとなることもあります。
この場合、猫が気にして頻繁に毛づくろいを行ったり
痒くて掻いたりしていますので飼い主さんも気がつくかもしれません。
いつも以上に皮膚を気にしていないか観察してあげてください。
あまり、痒がるようでしたら、早めに動物病院を受診して下さいね。
「フケだから」と安易に考えて、放置しておくと
大変なことになりかねません。
飼い主さんが、対処してあげましょうね。
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