ごはんをあげるときの栄養は何が必要なのか!?
よくご相談を受けることの1つにこんな
ご相談があります。
「ごはんをあげるときの栄養など本当に
足りているかどうか心配です」
と言うご相談です。
基本は「総合栄養食」のフードをあげていれば
問題はないのですが、食いつきが悪い時など
食べないことがあった時に非常に心配だと思います。
そこで、今回は「ごはんの必要カロリーと栄養素について」
について、ご説明していきたいと思います。
1)必要カロリーの目安について
飼い主さんにとって心配なの事の1つに「肥満」があります。
肥満を防ぐための方法は、必要カロリーを把握して
カロリーの過剰摂取をしないようにすることが大切です。
猫の必要カロリー数には個体差があります。
また飼育環境によっても異なりますので難しい問題です。
ここではあくまでも「目安」としてお伝えしていきますね。
<一日の消費エネルギーの目安> 体重×0.75乗×70 ※猫の成長(成猫・子猫・老猫)や 避妊手術の有無、病気の有無などによってもカロリー必要量が変わります、
2)栄養素は「三大栄養素」が大切 |
ねこちゃんにとって不可欠な栄養素は「三大栄養素」です。
三大栄養素と摂取カロリー中の推奨割合について
ご説明しましょう。
- 脂肪20%
- タンパク質35%
- 炭水化物45%
ねこちゃんは肉食のため、雑食であるわんちゃんと比較すると
タンパク質の割合、必要量が多くなります。
三大栄養素は生きるために不可欠な栄養素なので
欠乏しないように強く意識することが大切です。
キャットフードを選ぶ際にも、脂肪・タンパク質・炭水化物の割合を
確認してあげてくださいね。
ちなみに、三大栄養素以外に摂取したい栄養素もあります。
ビタミン・タウリン・食物繊維です。
ねこちゃんの身体の栄養素の中でも見落としがちなので
気つけてあげて下さいね。
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