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添加物の正しい知識を知ろう!!

「添加物」と聞くと

「体に悪そう」

「怖いから出来るだけ無添加の食材を買うことを意識してる」

と答える飼い主さんが9割ではないかと思います。

 

確かに、身体に悪影響を及ぼすものもあります。

どうして、添加物が使用されるのでしょうか?

その理由は、キャットフードの品質保持や、安全性を守る事。

猫の体内で合成できない栄養素を供給するために不可欠なものがあるからです。

 

添加物は体にとって危険だと思われがちですが、

そもそも、体に危険を及ぼすものは添加物として認められませんが

化学添加物は使用量が多すぎる場合には

身体への害があることは事実です。

 

よって、使えるものと使用量が制限されているのです。

その使用量が制限されている化学添加物の一例をご紹介しましょう。

 

・プロピレングリコール

 保湿作用や菌をコントロールする作用があります。

 赤血球に影響が見られることから、キャットフードに使用することは禁止されています。

 

・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)

 国のペットフードに関する規制を定めた「ペットフード安全法」で規定されている使用基準は

 エトキシキン・BHA・BHTの総量で 150μg/g以下とされています。

 

・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

 「ペットフード安全法」で規定されている使用基準は、エトキシキン・BHA・BHTの総量で

 150μg/g以下とされています。・亜硝酸ナトリウムペットフードの缶詰やスナック類の保存料

 発色剤として使用されている添加物です。

 

必ず「ペットフード安全法」で使用基準が定められています。

上記化学添加物はキャットフードへの使用が禁止されています。

 

とは言え、やはり食べ続けていると

不安になる飼い主さんも多いと思います。

自然のものが一番だと思いますが、ここ数年「添加物はNG」と過敏になりすぎる

飼い主さんが見受けられます。

 

「添加物がいいんですよ」

と言う意味ではなく、使っている意味や正しい量を知ることで

敏感になりすぎずに冷静に判断してほしいと思います。

 

 

 #正しい知識#使用量#ペットフード#缶詰#添加物#スナック#キャットフード#獣医師#動物病院#佐藤隆紀

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佐藤貴紀|さとうたかのり(獣医師)プロフィール

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佐藤貴紀(さとうたかのり)
生年月日:1978年2月6日生まれ
血液型:A型
出身地:東京都町田市出身

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