続郷土愛

(なぜか文字が真っ黒になる。

別にいわゆる隠し文字を使っているわけではないのだが・・

Wordで文章を書いて、それをコピーして貼り付けようとしているのがいけないのか・・・

このブログを読む際は、記事を反転して読んでください)

 

どうも稲田大臣は連日新しいネタが次々に出てくるので、

「稲田大臣の答弁中、弁護士の職務に関する部分は全く信ぴょう性のない話ではない・・」

という以下の文章も、はやくアップしてしまわないと、すぐに決定的な証拠が出てきて、やっぱり虚偽答弁であった、ということにもなりかねない。

 

断わっておくが、僕はこの問題の経緯について、細かい事実関係を確認しながら書いているわけではないので、あそこが違う、ここが違う、という話は勘弁してほしい。

 

さて、国会における野党の稲田大臣批判の中には、

弁護士の仕事を全く知らないことから来る、いささか強引に思える批判もあるので、

いくつか気になった点を挙げる。

何度も言うが、稲田大臣が福井一区選出だから肩を持つわけではない。

 

①書面に訴訟代理人として名前が記載されている点

伝え聞くところによると、森友学園が当事者となった訴訟で、訴訟代理人として稲田大臣の名前が書面に記載されていたことをとらえて、野党は、やっぱり関係があるじゃないか、と非難しているとかなんとか・・・

 

僕自身はずっと一人で事務所をやっているので、他の事務所の先生と一緒に仕事をするとき以外、連名で書面を書くことはない。

よその事務所の先生と一緒にやっているときは、当然僕も主体的にかかわっている。

しかしながら、弁護士が複数人所属している事務所では、

往々にして、ボス便が、イソ弁の名前を勝手に内容証明や訴状・準備書面等に記載し、職印を押すということが往々にしてあるらしい(職員は事務局が預かっていたりするらしい)。

理由は、たぶん、「弁護士が複数ついていたほうが見栄えがいいから」だろうと思う。

実際のところ代理人が何名ついていても、交渉や裁判の結果に影響するものではないのだが・・

もちろん訴訟の書面の場合、依頼者作成の訴訟委任状が裁判所に提出されているはずだが、勝手に書面に名前を記載される弁護士は、訴訟委任状の作成・提出には関与しない。

だから、書面に連名で稲田大臣の名前があったからと言って、直ちに森友学園と関係あり、とは言えないのである。

 

②訴訟代理人として、弁論期日に出廷している点

同じく伝え聞くところによると、森友学園が当事者となった訴訟で、稲田大臣が第一回口頭弁論期日に訴訟代理人として出廷していると裁判所の調書に記載されているとかなんとか・・・

 

それに対し、稲田大臣は、主任として受任した夫が都合がつかずに行けなくなったので、代わりに出廷したのだと述べている。

この弁解については、あり得ないことではないのかな、という感想である。

 

第一回口頭弁論期日というのは、原告側は訴状を陳述するので、必ず原告または代理人が出廷していなければいけないが、

他方で、被告や被告代理人には出廷の義務はない。

いきなり訴えられて、いついつ裁判をやるから裁判所に参れ、と言われても都合がつかない人もいるので、答弁書さえ出しておけば、第一回の弁論期日には出廷なくともよいのである。

その答弁書も具体的な反論等は一切書かず、「準備書面にて追って主張する」とでも書いておけばそれでいい。

被告側が裁判所に来ないことも多く(事前に被告不出頭であると書記官から伝えられることも多い)、訴状を陳述する(「陳述します」と一言いうだけ)形式的な手続きになることも多いので、正直言って裁判所まで出かけていくのがバカバカしく思えることもある。

どうしても急な用事が入ったりした場合、同じ事務所の弁護士で「訴訟代理人」として書面に名前を記載している弁護士が暇だったら、代わりに行ってくれないか、という話にならないこともないのではないかと思う。

それが自分の奥さんなら、まして頼みやすいかもしれない。

 

だから、訴訟代理人として第一回口頭弁論期日に出廷しているからと言って、稲田大臣が森友学園の理事長と密接な関係であるとか、当該訴訟にガッチリ代理人として関与していたということには直ちにならないのではなかろうか・・

 

③顧問弁護士云々について

伝え聞くところによると、森友学園理事長サイドは稲田大臣が森友学園の「顧問弁護士」であったと言っているとかいないとか・・

 

対する稲田大臣は自身が森友学園の「顧問弁護士」であったことはないと主張。

 

これについては、まだ7年しか弁護士をやっていない自分でさえ、

何度か相談を受けたことがあるお客さんが僕のことを外で「うちの顧問弁護士」と言っていると耳に入ってきたことがある。

そのお客さんにしても悪意があって言っているわけではないと思うし、

そもそも「顧問弁護士」というのが何なのか、深く考えていなかったのだろうと思う。

善意に解釈すれば、そのお客さんは、ただ単に「よく相談している弁護士」くらいの意味で言っていたのではないかと思う。

 

森友学園の理事長にしても同じようなニュアンスで言っている可能性もあるのではなかろうか。

 

また、稲田大臣は、ご主人も弁護士であるので、果たして森友学園の理事長が稲田大臣とご主人を明確に区別していたのかどうか。

旦那にいろいろ相談している=あそこの事務所に相談している=女房にも相談している、

と話が変換されている可能性もあるのではなかろうか、と思わないでもない。

テレビで見る森友学園理事長夫妻の人柄からすれば・・

 

ご主人が森友学園と顧問契約があったのかどうかは知らないが、

仮にあったとして、

同じような変換がここでもありうる。

旦那はうちの顧問弁護士=あそこの事務所はうちの顧問=女房もうちの顧問弁護士、

という具合に。

 

我々は法律屋なので、そこは明確に区別するのだが、

お客さんは法律に詳しくない人も多く、あまり話を厳密にしない人も多いので、往々にしてそういうこともありうると思う。

 

 

 

 

いろいろと書いてはきたものの、

別に稲田大臣の肩を持っているわけではない。

ただ、弁護士の仕事からすると、稲田大臣の話はまったくありえないことではない、という程度のものである。

 

その他にも防衛省内部のガバナンスの問題など、

いろいろと話が出ており稲田大臣が絶体絶命なのは間違いなさそうだ。

 

どうやら福井にとって、

岡田啓介以来の総理大臣誕生とはならなさそうな運びになってきている。

結局のところ自分は郷土愛の希薄な人間なので、

知ったことではないのだが。

 

 ・・・・

5月1日に試合が入ってしまったため、ゴールデンウィークはどこにも遊びに行けそうにない。

仕方がないので映画でも観に行こうかとおもうのだが・・・

はてさて、何を観たものか。



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坂本尚志プロフィール

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坂本尚志(さかもとたかし)
生年月日: 1981年8月15日
血液型: O型
出身地: 福井県福井市
休日の過ごし方: 仕事ときどき昼寝

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