『CAROL ~gang star & downtown princess~』の話 その2
作曲家島末さんの作曲裏話読んでて色々あっ!あっ!って書きそびれたこと思いだしてしまう!!
さて続きまして王宮!
迫力の人
一条和矢さん「フィッツ」
一条さんは優しい。
先輩だから逆に気を使うことも多いと思うんですよね。
でも皆と空間を楽しんでくれる。
悪役をやる人たちは皆、その優しさが
まつらぎまるのやわらかな世界観を作ってる気がする。
三悪役の歌もハマる
メロディラインが少しトリッキーで3人3色の表現がそこにぴたっとくる。
一条さんの台詞めいた歌表現が好きなので今回もやってくださって嬉しい!
「偽の王女を作り上げ~」
私もいつかやりたい…けど苦手なのかなぁできないんだよねやってみたいなぁ。
「バスチー。バスチー。」って2回言う所が好き!!
悪役な表情が素敵
加藤奈々絵さん「ケージ」
奈々絵さんはとにかくピュアピュアな方なんですよ
人に心を開くのが早いし
すぐ恥ずかしがる。(でもやる)
お芝居にもすごく真摯。
反面、稽古で初めてお芝居を聞いた時にはアクが強い!すごい!って思ったけど(笑)
ああいうお芝居ってなかなか皆ができるものではないから。すごいなぁ。
私一番できる気がしないのはケージです。
処刑の歌で指輪を見てるモーションがすごく好き
色んなところ(カーテンコールとか)の所作も美しいです
あと歌のピッチがすごく正確にまっすぐ出るのが印象的
名前の由来が気になる
小田久史くん「キンダ」
踊りたくてうずうずしてるキンダさん(夫妻とも)
全然踊るシーンないって当初話していましたが
気づいたらめちゃくちゃ踊ってる!
隙あらば踊ってるぅ!
キンダ夫妻のダンスは私もダンスの勉強にずっと見てました。
夫妻が世情を説明するダンスはふたりの動きもダンサーさんのダンスもすごく好きで
いつも見入ってましたし
楽屋では毎回ダンサーさんのマネしてた。
さて、キンダさんには裏の顔がありましたが
小田くんは 普段からすごく皆に気を配る良い人なので
だからこその悪役の展開が読めない人も多かったのではないでしょうか
そんな中ハマる名言が色々あった!
『死ね』とか、皆大好き『生ぬるいですよ!』とか。
私が一番好きなのは
「おっしゃってる意味が全く」『そうだろう!』
だけどね
『国家は民です』いい台詞ですよね。
水野愛日さん「ネット」
(これめちゃお気に入りの写真。
私のドレス時間はあまりないのできらびやかに一緒に撮っていただいた)
今回の舞台で一番私が親交を深めたのは愛日さんじゃないかな?と思っている
よく飲み会で隣の席だったから(笑)。
とにかく美しい立ち振る舞いで有名な愛日さん
私がギャッとなったのは
3人の悪い奴が歌ってる所で愛日さんが客に背中をむけてしゃがみこんでいる場面。
そのシーンの背中のお芝居がすごいの。美しいの。
結構歌に合わせて静かに動いて表現しているんだけど
いやー背中を向けてもぞもぞ動いているだけで魅せる ってどういうことでしょう。
私はこれをことあるごとにマネをしては「バカにしてるでしょ」って言われてましたけど
ほんと…すごいんだよぉ!!!
あとは最初の高笑いのシーンで演出で「もっとやりましょうか」と言われて
ふり切った愛日さんのお芝居は愛日さんにしかできない素敵な表現だったので
もっとケージさんとの対決の所作を見たかったなぁという個人的な欲望
感じ悪い芝居を可愛く見せる力がすごい。
今日はここまで~!
また次回
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