『CAROL』の話 その3
ちょっと空いてしまいました
ガンガンいきますよ!
久々のその3!
さて、殿下いきましょうか
体幹お化け
中澤まさともさん「クリスト」
まさともさんについては見ていただいた方にはもう私が特に述べることもありません
いつも面白かったし、その体の強さがパフォーマンスを支えていたと思います。
ただ稽古中思ったのは受け入れていく姿勢がすごいなって
私、最後のシーン絡むのでお芝居の相談色々させてもらったんですが
はいってやってくれるのです
ダンスのシーンも、登場の仕方も、誰の依頼もよどみなく、躊躇なく、やってくれるのです。
この素直さというか素早さというか受け入れる心が
あのお芝居にもでているのかしら…
まず受け入れて、そこから練りこんでいく。
キャロルでは色んなグループがいるけど
私のマールとまさともさんのクリストは
ちょっとおいてけぼりされちゃうんですよね。
二人ともミラの事が好きでミラのために(国民のためにも)動いて
最後までミラのために国の政を引き受けていくのです。
そんなふたりが最後に二人でお話するんですよ
なんかそれがいいなって。
だから少しほのぼのエンドになればいいなって思いました。
クリストはいい人だと思うので幸せになってほしいです(笑)
意外性の塊
西村ちなみさん「ラビ」
ちなみさんはもう皆が面白さにびびりましたよね
え?こんなはじけるの?
稽古のたびに色んな爆弾を投げてらっしゃいましたし
全部面白かった(笑)
そんな百戦錬磨なちなみさんが
特に自分に言われているわけでもない藤丸さんの言葉を色々とメモってらっしゃるのが
私には印象的で。
できる方ほど謙虚で勤勉であるのだなぁと思いました。
ちなみさんはかわいらしくて強くてカッコイイです。
あと前後開脚が180度ぺたんできるのに
前屈がつま先に届きません。
こんな人いるのかな??
母の包容力
ひと美さん「ラビ」
いつも私たち皆を包んでくださいます。
本当に本当に優しいオーラを持った人。
最初の稽古で、華ちゃんすごいどうやって痩せたん?!と言って本番までにひと美さんもめっちゃ痩せてらした。すごい
稽古の時の話
私自分の稽古シーンを録画していて
確認したいところがあったので次のシーンの稽古をしている間イヤホンをつけて自分の動画を見ていたんですね。
それでなるほどーと思ってイヤホンをはずしたちょうどその時
ラビが『主よあの子をお守り~ください』となにやら空に祈って(歌って)いました
その瞬間私の涙がうわああって。
いやー人間ってこんな瞬間的に泣けるものなの?とびっくりしました
イヤホンを外した瞬間、
正直どんな流れかどのシーンかもよく分かっていないただ歌声が飛び込んできた瞬間
ぶわっと。ひと美さんの心にシンクロさせられました。
忘れられない稽古の一瞬でした。