「こんなにも優しい、世界の終わりかた」
先ほど読了しました。
「こんなにも優しい、背f界の終わりかた」市川拓司
今、読み終わったんですけど、
涙が止まりません。
未だかつて、こんなにも「優しさ」や「愛」を表現した世界があったでしょうか。
これは本当にいろんな人に読んで欲しい。
私たち人間が生きる本当の目的や、意味が、どこまでもストレートに描かれています。
東日本大震災が起きたあの日、パニックになった日本。
その後に広がったのはどこまでも無償の「優しさ」でした。
Twitter、Facebookなど、インターネット上では誰かが誰かを励まし、庇い、いたわる言葉が溢れ、
世界中からの支援があり、
私たち一人一人が、自分に出来ることを探しました。
互いが互いを救い合いました。
悲しみから這い上がり、喜びや愛に触れ、いつも誰かが笑顔になりました。
いつしか街は元の形を取り戻し、私たちの生活はそれまでと変わりなく動き始め、
いつしかまた、言葉や心を通わせなくなっているように思います。
得体の知れない青い光につつまれ終末を迎えるこの小説の中では、こう書かれています。
「おれはいったい、何を遠回りしていたんだろうな。時間が無限にあったわけでもなかろうに・・・・」
私たちの時間には、必ず限りがある。
見栄やプライドや、エゴや欲望に振り回されている時間は、本当はないはず。
もし自分の命が明日までだとしたら、
私たちは何を考え、どう行動するだろう。
きっと・・・いや、必ず、
主人公の吉沢優や、他の登場人物たちのように、生きようとするに違いない。
「愛する人の笑顔のため」という、優しさに溢れた生き方を。
この本を読み、「願わくは君の笑顔から」アレンジしようと言ったプロデューサーの気持ちが、
よくわかりました。
ありがとうございます。
「願わくは君の笑顔から」を、なぜ僕自身があまり歌わなくなったのかということにも気づけました。
あの震災の時に書いた「願わくは〜」は、
焦点を向けるべき先に向けていないと、ただの言葉にしかならない歌です。
いや、全ての曲がそうなのかもしれません。
大事なバイブル的な本になりました。
今日の一言。
「笑ってて欲しいのです どんな手だてを使ったとしても
全ての人を救える訳じゃないから せめて君だけには」願わくは君の笑顔から。
https://www.youtube.com/watch?v=7NdAQ9PZ7qQ
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