1300円
『在宅ギタリスト』とは、
ライブなんかするわけねぇ！
人前でなんてもってのほか！
バンドなんて組みたかねぇ！
つか、組む相手すらいねぇ！
という、家でしかギターを弾かない人のこと（笑）。
昔やってたことがあって、ある時を境にまたやってみたくなったとか、
ギターそのものがコレクターズアイテムになってるとか、
いろんな理由はあれど、
インターネットの普及とともに、
そういった人々が爆発的に増殖している。
機材を検索してると、
そういった人々に向けての新機材も続々とリリースされている。
YouTubeなどの動画サイトに簡単に投稿できるシステムを持つカメラや、
ギターを繋いで適当に弾けば、それに合わせてドラムやベースの音をコンピューターが勝手に自動演奏してくれるやつとか、
DEMO音源制作にしても、
ギターとボーカル分のチャンネルしかない簡易的なオーディオインターフェースとか。
価格も5千円くらいから4.5万円くらいまでと、誰でもサッと買えてしまう価格帯。
性能的にも、各メーカーさんともとてつもない企業努力されていて、毎回驚かされる。
わからないことは幾らでもネットで検索できるし、ほんと素晴らしい時代になった。
でも一つ思うことは、
あまりにも市場に出回っている商品のバリエーションが多すぎる気がする。
続々とリリースされてるとは言っても、前回のものがほんのちょっと改良されたりとか、他社のものよりもほんのちょっとだけ性能がアップしてたりとか、
夜中にネットサーフィンしながら、なんだかなーと思ってしまう。
その中から自分に合ったものを探すのは大とても大変。
というか面倒い（笑）。
多くの人々のニーズに応えようとすると、いろんな機能を詰め込まざるを得なくて、
そうするとユーザーは（なかんずく僕は）使いこなすのに時間がかかって、
本来やりたかったことが何なのかわからなくなってくる（笑）。
僕も機材を取っ替え引っ替えやってた時期はあるけど、結局のところ最終的にやりたいことはいつもすごくシンプルで、
今のところは、従来の不便だった頃の機材でじゅうぶんだという事に気付かされている。
古いもので構わないから、安く手っ取り早く手に入れたい。
…そこで重宝するのが、
リサイクルショップである。
物置の奥にしまいこんでいた埃まみれの機材が、ワンサカと出てくる。
懐かしいものになると、ほんと懐かし過ぎて、買いもしないのにマジマジと眺めてしまう。
パトロールと称して（笑）、
通りかかった際、時間がある時は寄ってみるんだけど、
今日、出会ってしまった。
フェルナンデスのFA-15B。
15の後のBというのはベースということらしい。
あ！
ダメじゃん！！
間違えてベースアンプ買っちったじゃん（笑）！！
でも試奏したらちゃんとギターでも音出てたんで全然大丈夫（笑）。
手持ちの80wのアンプじゃ大きすぎて深夜の練習や曲作りに向いてないので、
デスク下に小さいアンプ欲しいなと。
出来ればヘッドフォン端子もついてるやつが。
…そんでこれ。
1300円。
ネットで検索してたときはアレヤコレヤ考えて、最低でも5000円くらいは必要かなーとか思ってたんだけど、
1300円でまとまった（笑）。
そうかー、お前、ベースアンプだったのかー（笑）。
でもなかなか音が良かったんでよぉー。
隣にあった5000円のマーシャル10wの小型アンプよりもクリーンの音がきれいでよぉー。
連れて帰ってきてしまったわけよぉー。
中学生の頃にバンド組んだ時、ギターの二人が確かこのフェルナンデスのアンプ持ってきてた気がする。
なかなかキレイな音がする。
裏の蓋開けたら、こもった感じが取れてもっといい音がした。
ヘッドフォン端子も付いているので、
本日から早速使おう。
画像のとおり、裏蓋開けたらスピーカー部分に20wって書いてある。
裏蓋の隅には45wって書いてあるんだけど、
この違いはなに（笑）。
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