お中元?
いちばん左の娘が当店の人気ナンバーワンで、指名がかなり多い。
真ん中の娘はちょっとへそ曲がりで、
メンテナンス中。
んでいちばん右が今回入った新人の娘。
これが全く指名がかからない(笑)。
ウクレレの怖いところは、
楽器として売られているものもあれば、土産物屋の工芸品として売られてるものもあり、
土産物になっちゃうと、それはもはやウクレレの形をした木片の何かであって(笑)、
どう頑張っても楽器ではない。
今回のは残念ながら、どうやらその木片の何かであるようだ(笑)。
んで、
戴いたアコギがこれ。
モーリスW-18。
屋根裏にずっと転がっていたらしく、
カビ臭くて埃まみれだった。
弦も錆び付いてるし、ネックもかなり反ってて、どう見ても粗大ゴミだったんだけど。
ちょっとボロンと鳴らしてみたら、
聴こえてくるヘタレな音の中に「あれ?ん?もしかして?」みたいな、
キラリと光る何かを発見(気のせい?)。
しっかり調整したらどんな音が飛び出すのか興味が湧き、あわよくば即戦力になってくれたらコレ幸いとの下心も出てきて、
午前中の空き時間で一気にメンテナンス。
メンテナンスしながらモーリスW-18をググってみると、
初心者用の安価なギターではあるものの、割と評判は悪くない模様。
どうやらかれこれ30年以上前のギターらしい。
ヘタすると、同い年かも。
俺が生まれたあたりに作られてたギターかもしれないということで、俄然親近感も湧き、作業は加速。
エピフォンをいじったときのパーツの残骸を駆使し、
まだ付け替えたいパーツとかあるんだけど、音も出たし、購入まで時間がかかるので一旦ここまで。
さすがはメイドインジャパン。
もともとの作りがしっかりしているせいか、
メンテナンスにしっかりと応えてくれた。
フォークソング全盛の時代に作られたアコースティックギター。
ギブソンやマーチンといった洋楽で必ず耳にしてきたあの音とは違い、
石川鷹彦や拓郎や高田渡、加川良なんかのあの音がする。
いや、彼らもギブソンやマーチン使いなんだけども(笑)、
なんつーか、あの時代の音。
哀愁があり、
四畳半のぼろアパートで爪弾かれていた(かどうかは知らないが)、
あの音がするのだ。
そう、ジャパンビンテージ。
ジャパンビンテージなのだよ。
ピックアップとか付けないとライブでは使えないからもう少し手入れが必要だが、
このギターでニールヤングとか歌ったらマジでヤバイ。
あぁ、俺は一体何歳なのだ(笑)。
あの70年代のフォークソング全盛の時代に音楽をやってみたかったと、
時々ふと思う。
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