吹き込まれる命。



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ひとくちに『歌』といっても、

本当にたくさんの歌い方があり、

人の数だけ表現や世界観がある。


音楽という数学的に決められたリズムや拍子、テンポなんかにも規制されて研ぎ澄まされた言葉たちの情景や感情を、

声を使って表現するというのはなんと奥深い作業なのだろう。


心の中で自分自身につぶやいたり、

見えない敵に向かって叫び散らしたり、

愛する人に語りかけたり、

世の中に疑問を投げかけてみたり。


これらを声のトーンだけで表現するのだ。


もしかしたら、聴く人によっては違う感情を抱かれてしまうかもしれない。


だからなるべく多くの人に伝わるように、

何度も何度も同じフレーズを録音しては聞いての作業を繰り返す。


今日ずっと、そんな歌の録音作業をしていて気づいたのだけれど、

『表現』ということに全エネルギーを注いでいると、ちょっとした音程のズレとか、上ずったり埋もれたりする声が全く気にならなくて、むしろ音が少し外れたり上ずったりしていて欲しいとさえ思うのだ。

(もちろんあからさまに外れている音程はダメ(笑)。あくまで声の「揺れ」の範囲。その音程が持つ許容範囲内の話。)


ヨレたり揺れたりズレたりすることで、歌うこと以上の付加価値みたいなものが付いてくる気がする。


必ずしも、音程が合っているからOKというものでもない。

ハモリなんかでも必ずしも全てのメロディに3度とか5度などの音階がぴったり合ってないといけないというものでもない。

ギターなんか弾いてる途中で音程やピッチは必ず狂う。

でもそれがいい。


要は人の耳で聞いてみて『どう感じるか』。


ほんのちょっとの音の揺れやズレに摩訶不思議な心地よさが潜んでいると僕は思うのだ。

もっと言うと、ワザと外したりヨレたりさせて作り込むことだってできる。

さらに言えば、あのレジェンドたちの歌い方だって再現できる(ただし声色は違うから同じには聞こえないし、モノマネともちょっと違うし主観が混じるから聴く人によっては違うかもだけど)。


僕はこれまで、音程は最重要事項だと思っていた。歌い方が変わろうとも、情景描写を無視してでも、音程を優先させていた節すらある。

そうじゃないと気持ち悪いと思ってた。

カバー曲動画の最初の頃を見てみると、そんな感じも所々見て取れる。


でもそれではとても味気ない。



はみ出したり、か細かったり、荒々しかったり、綿密だったり…そんな荒く削った無数の溝に、聴く人は感情を潜り込ませているのだ。


ま、ピッタリと音程やピッチが合ってないとダメっていう音楽だってあるし、そういう風に音楽をやりたい人もいらっしゃるであろうから一概には言えないのだけれど、


1人で今日のレコーディングをしていて本当に楽しかった。

必ず良いものができると思います。



最後に、

最近グッときた歌詞の一節を。


最終列車の窓ガラス。

35歳の私が、ちゃんと35歳みたいな顔で私を見つめている。

お前、もういい大人だろ?

お前、もういい加減諦めるなよ。

と、私を見つめている。









 

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コメント (8件)

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  1. こんばんは。
    遅いコメントですみませんm(_ _)m!

    インスタの写真が素敵だなぁ〜^_^感じます。
    夜で静かに揺れているよう。。^ ^
    ありがとうございます(^-^)

  2. 拓矢さん、こんにちは!
    情熱をストレートに感じ、拓矢さんを
    「表現者」として再認識したBlogでした。

    楽譜どおり正しく歌うことは、上手さの条件の
    一つに違いありません。
    でも忠実過ぎる歌は、心に響いてこないことが
    多々あります。

    ライブの時のあのグイグイと引き込まれる感じや
    激しく心が震えるのは、単に歌の上手さからではなく、
    別のところにあると思うのです。

    ずっと、ずっと聴いていたい!!
    そう感じさせてくれる歌かどうかなのではないかと。

    幼い頃、父や母が添い寝しながら歌ってくれた子守唄。
    決して上手ではありませんでしたが、大好きでした。
    それは安心感を与えてくれたからだと思います。

    人に寄り添い、心に寄り添い、安心感、勇気、希望を
    与えてくれる、そんな歌を人は求めているのでしょう。
    それが拓矢さんの歌です!

    「本当に楽しかった」の拓矢さんの一言が
    とても嬉しいです。
    これからも情熱の嵐を吹かせて下さいね(^^)
    応援しています!!

  3. こんばんは!
    ←尊いですね。
    ・数学も入っていたとは…拓矢さんの『歌』に出会って、学ぶことが多いです。
    きっかけとなった動画。まさに、枠からはみ出した『表現』に、
    心が動き、ライブへと足が向かっていました。
    blogでこうした気持ちを知ると、『どう感じるか 』が、もっと楽しみになりました♪

    ・歌詞の一筋…何でしょうか…
    頭に浮かんだことがいくつかあって、涙出ちゃいました…。
    答えは、自分の中に決まっているハズなのに、遠ざけてみたり、見ないフリしたり、
    正直でいたいです。

  4. 手応えがあるレコーディングだったんですね。
    いつか聴かせてくださいね。

    拓矢さんの歌にはとても惹きつけられます。
    歌が上手とか声が好きだけじゃなくて。
    ここのこの歌い方が!とか、この声が!っていうところがあって(微妙なところでうまく表現出来ないんですけど。。。)、ものすごく惹きつけられるというか迫ってくるというか、そんなところがあります。
    そこが〝荒く削った無数の溝〟なのかな。
    拓矢さんが歌に吹き込む命はとても生き生きとしてて、だからこんなにも心に響いてくるんですね。

    そして、ずっと気になっていたことを思い切って。。。
    私、拓矢さんが伝えようとしていることをちゃんと感じとれているのかなぁと。感受性がないので全く的はずれなことを書いてばかりで不愉快にさせたりしているんじゃないかなと。
    申し訳なくてコメントやめた方がいいかななんて思うときもあるんです。でも、歌を聴くと書きたくなるし、ここで救われてることがたくさんあるので続けさせてもらっています。
    続けさせてください。
    長くなってしまいました。ごめんなさい。

  5. 拓矢さん♡こんにちは~♪p(*^o^*)q
    何度も何度も聞いての作業に、試行錯誤されているのですね~!
    なるほど~、やっぱり、うんうん、、、とうなずきながら、すごいところをついているのに感心しっぱなしです。
    音の揺れの摩訶不思議、すごいな!人の心をこれほどまでに動かしてくれるマジックがあるんですよね。一瞬にしてその歌のなかに引き込まれてしまいます。大事に大事に心を込めた拓矢さんの歌声は、やっぱりナンバーワンですー!♡(o˘◡˘o)♬
    レコーディングで良いものができているなんて、また拓矢さんの歌声を楽しみにしていますね!(*^∀^*)ノ♡
    拓矢さんのカバー曲もオリジナル曲も、いつも心に寄り添ってくれる拓矢さんの音楽に元気をもらってます!
    いつもありがとう~!拓矢さん♡(*^_^*)
    良い週末を過ごしてくださいね!

  6. たくさんのブログアップ。
    嬉しいなぁ。。
    ここ数日ハードスケジュールだったので、たくちゃんブログが一番の楽しみでした。
    動画も♡
    たくちゃんの声に惚れているちーむみっちは多数
    たくちゃんの性格に惚れているちーむみっちも多数!

    とりあえずみんなでブログを楽しんでおります。

    (//∇//)

  7. 大好きな拓矢さん♡

    日々…前進
    日々…成長
    日々…学習
    そして日々…音楽を愛してらっしゃる拓矢さん。

    エネルギー貰えます!

    ありがとね*:ஐ(●︎˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●︎)ஐ:

  8. 至極、納得。
    うん、うん。そう、そう!。。。と頷きながら
    一気読みさせて頂きました。

    私はテレビ番組でやっている、音程に微塵のズレなく
    歌い上げると高得点で勝ち抜き〜って言うのを聴いても、上手いのは理解できるけど、何か唄が物足りないと感じていました。
    一言で表すとしたら、曲の色気のようなものかなぁ。

    その音程の許容範囲内での揺れ…って、
    キーワードだと思いました。
    拓矢さんは器用に変幻自在に歌いこなしつつ、
    いい意味で揺らいで、でもブレない芯のある声の
    ように感じています。
    心の深い所にストレートにすぅ〜っと入って来て
    くれると言いますか…。

    あっ!
    人の事を顔や名前より先に声で覚える私ですので^^;
    ついつい拓矢さんの声の話になると止まらなく
    なりそうですので、この辺で。。。

    何と!3日連続の動画アップ、嬉し過ぎます!
    これからまたゆっくり聴かせて頂きます〜(^_-)-☆


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