人で筋トレ⁉︎
しかし、月末の数日は休館日。
そんな時は、選手が選手のウエイト代わりになります。
ベンチプレスが出来なければ、選手が選手の背中を押しての腕立て伏せ。ベンチプレスを上げる時の動きのスピードに近い負荷を背中を押してコントロールします。押す方は強過ぎても弱過ぎてもダメ。「コントロールが難しい」とは選手達のコメント。
ベントオーバーが出来なければ、シャフトの代わりにコーナーフラッグを持って、下の選手が負荷をコントロール。これもまた過ぎても及ばなくてもダメ。
一見、物足りないように見えるかもしれませんが、選手達の身体の反応は良好。このやり方の方が好きな選手もいます。
整備された中でのトレーニングと、与えられた環境の中で望む負荷を狙うトレーニング。
映画の「ロッキー4」でのロッキーとドラゴとのトレーニングの対比のようにも思えます。
成果を得るために知恵を絞り、狙ったトレーニングをする。こうやって我々はJ1を戦っています。