詫び文
その日は、終日稽古。
昼過ぎから始まった稽古も、夕方から休憩となりました。
基本的にはスタジオ稽古に入るまで、稽古場でご飯は食べないようにしています。
大抵の空腹もコーヒー飲んで、飴舐めてしのげるんですが…
この日の腹減り具合が尋常じゃなくて、我慢リミットを超えたのが手に取るように分かりました。
いつものようにコーヒー飲む。
収まらない。
飴を舐める。
収まらない。
2.3個口に放り込んで、バリバリ食べる。
んー
空腹が収まらないっ！
完全に思考回路が止まった私は
財布を持って走る！走る！！
向かうはコンビニ！
誰も見てないよね。
見られてないよね。
よし！大丈夫！！
そこで向かうはオニギリ売り場！
とてつもないスピードで、おにぎり一個一個のカロリーを確認。
一番ローカロリーの高菜おにぎりを手に取り、レジへ。
誰にも見られてない、大丈夫…！！
コンビニを出て、改めて誰にも見られていないのを確認し、コンビニの裏手にある駐車場の死角に滑り込む。
ふぅー。
！？
いかん！ここでは見られてしまう！！
更に奥の死角へ。
ひぃー。
私の欲望は止められない。
おにぎりを袋から無造作に取り出し、ノリも上手く巻けてない状態でも気にしない。
むさぼり食う。
くう。
くう！！！
普段はいきなり血糖値が上がらないよう、野菜から食べるように、しっかり噛んでから食べるように意識してますが、もう…
誰も、私を止められない！
ものの30秒で平らげました。
はぁー。
食べちまった。
私は罪悪感を振り払うように駐車場を後にし、コンビニに差し掛かったところで…
！
！？
えっ！！！？
見られた…
金本パイセンに遭遇…
まさか…
う…
ユダンシタ…。
明らかに私が駐車場という、おかしい方向が姿を見せたのもあり
「お前、どこ行ってたの？」とパイセンの一言。
「あ、銀行行ってた」と私の返し。
確かに駐車場の死角のそばに、あるんです。
銀行。
でも普通そんなルートで行かないんです。
しかしパイセンは、私の落ち着いた対応に疑う様子はない。
シメシメ( ˘ω˘ )
私は余裕しゃくしゃくで稽古場に帰ったのはいいものの
空腹満たされた満足感と食べてしまった罪悪感と闘うことになるのでした…。
どうかこのブログが金本パイセン、並びにメンバーの皆さんに見られませんように。←無理だろ。
さぁ、稽古へ。
大丈夫。今日は…
きっと…
食べない。
おにぎり
でも私が財布を持って稽古場から走り去ったら…
どうか察して。
どうか見て見ぬ振りをしてください。
どこかで必ず取り戻しますから…
因みにおにぎりの具は、明太子が好き。
日曜担当、かわさきがお送りしました。
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