最高の座組
こんばんは。
TEAM花時。の大澤良です。
昨日、舞台『青春モール’25〜楕縁の結び方〜』が、皆さまのお力添えのおかげで無事に千秋楽を迎えることができました。
ご来場いただいたお客様、共に作品を創り上げたキャストの皆さん、そして裏から支えてくださったすべてのスタッフの皆さまへ、心から感謝申し上げます。
今回の『青春モール』は再演という形でしたが、6年前の初演では「アバンギャルド小宮」を演じさせていただきました。
その時は役作りに悩み、苦戦した記憶が鮮明に残っています。
そして再演となる今回、アバンギャルド小宮を演じたのは藤田光さん。まったく違う新しい小宮を生きてくださいました。
私はというと、「久我勇作」役を務めました。
初演では萩原康雄さんが演じられた役で、体格もキャラクターの雰囲気も異なるため、自分なりの“久我”を一から模索する日々でした。
今回の『青春モール’25』は、俳優陣が積極的に意見を出し合い、シーンを作り上げ、それを演出がさらに昇華していくという、まさに“部活動”のような稽古でした。
アモーレラグビー部のように、本気でぶつかり合い、笑い合い、青春を生きた時間だったと思います。
座組の仲間からはたくさんの刺激を受け、互いに切磋琢磨しながら、新たな『青春モール』の形を体現できたと感じています。
普段は本番直前まで不安を抱えることも多いのですが、今回は仲間を信じ、自分を信じ、楽しんで走り抜けることができました。
改めて実感したのは、舞台は決して一人では成立しないということです。
脚本があり、俳優が命を吹き込み、演出が導き、舞台監督が支え、音響・照明・美術が彩りを与え、制作・スタッフの皆さんが細部まで整えてくださる。そして最後に、お客様の存在があって、ようやく一つの“作品”が完成します。
すべての関わってくださった方々に、心より感謝申し上げます。
この作品が、少しでも誰かの力や希望になっていたら。
そう願いながら、これからも精進してまいります。
応援していただけたら、とても心強いです。
本当にありがとうございました。
久我勇作/大澤良
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