元サッカー選手 岩本輝雄オフィシャルブログ

皆さん、こんにちは。 今日は秋晴れで気持ち良かった一日でした。 さて、今日は先日の10月1日に福島県相馬市を訪問してきました。 「新日本製薬」さんのご協力により、参加する全ての子ども達の「元気」と「笑顔」をテーマにサッカークリニックを行いました。 僕たちの被災地支援活動で、福島県沿岸部の訪問をまだ実現が出来ていなかったので、今回の相馬市訪問は否が応でも力が入りました。 開催場所は、沿岸から1キロも離れていない場所、「相馬市光陽サッカー場」 グランドの周りは、まだ瓦礫の山になっていて、奇跡的に津波を免れた街のシンボルとして今年の7月にオープンしたグランドです。 天然芝でグランドを子ども達がおもいっきり走りまわってくれました。 サッカークリニックの参加者は、130名以上の子ども達。 当初の予定は40名程度と聞いていただけに、多くの参加者に嬉しい誤算となりました。 天気にも恵まれ快晴。 最高の天候と環境でした。 僕からは参加してくれた子ども達に挨拶と注意事項を伝え、鬼ごっこやボール遊びを加えたメニューで思いっきり楽しんでもらい、あとの１時間は、いつもの様にゲーム形式の対戦を行いました。 参加してくれた子ども達と、一緒になって楽しい時間を過ごす事が出来て今回の相馬市の訪問、開催の中で得るものがたくさんありました。 福島県は被災3県の中でも、今「放射能」という大きな問題を抱えている場所です。 参加してくれた子ども達のお父さん、お母さん方から、今福島で起きている問題、抱えている不安を直接聞けたことで本当に他人ごとではないんだと思いました。 時間が過ぎていくことで薄れていく人の記憶。 この被災地で起きていることは一人でも多くの者が伝え続けていくしかない。 僕はそう思います。 これだけの子どもたちの未来の為に何ができるのか真剣に考えていく必要があるんです。 これからも僕は自分にできることを続けていく。 みんなで手を取り合ってがんばっぺ！！ 参加してくれた子ども達、関係者の皆さん本当にありがとうございました。