この世界はいろんな正解で出来ている
よく居酒屋とかカフェとかの隣のテーブルから聞こえてくるのは、
ほとんどが職場でのグチだ。
「あの人さ、なんでいちいち細かく報告してくるのかな?
こっちとしては1回でまとめてやって欲しいんだよね」
そんな会話がよく聞こえてくる。
その場にいる人たちは、もちろん気の合った仲間だから、
その意見に無条件に賛同して酒が進むという図式になる。
もちろん、この人たちが言っている事は正論ではある。だが、
きっと、会話に出てきた〝あの人〟も自分が正しいと思ってやっているんだと思う。
思うに、客観的に見れば、どちらも正解なんだと思う。
おそらく、どの職場でもこういった些細な行き違いが日常茶飯事のように起こっているのだろう。
それによって仕事がうまく回らず、このムダな時間で1日の半分が費やされると容易に想像が付く。
会社勤めをしている人は、おそらく社内の根回し的な事で1日が終わってしまう事も多いのだろう。
でも、たぶんこういうやりとりの抜本的な解決策はないんだと思う。
だって、「人間だもの」だから。
そういった煩わしさありきで、ものすごくゆっくりとしたスピードでしか進んで行かないのだろうな、何事も。
それを考えると、フリーという立場でよかったなと思う。
仕事を始めて、そんな事で悩まされたことは、ほとんどない。
それは、ほんとにラッキー。
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