圧倒的
「圧倒的」という言葉が好きだ。
圧倒的な才能。
圧倒的な力。
圧倒的な輝き。
幸運な事に、
この仕事をしていると、
たまに圧倒的な才能を目の当たりにする事がある。
普段は他と変わらない佇まいをしているのに、
ここ一番というときに、圧倒的な輝きを放ち、観るものを魅了する。
お笑いの現場であれば、大笑いするはずなのに、
その域までくると、もはや感動すらしてしまう。
その一瞬の力を、うまく言葉で説明することは出来ない。
分析することも不可能に近い。
ただただ、感心して見てるしかない。
そして、自分との差をまざまざと突きつけられる事になるのだが、
幸せな瞬間であることは間違いない。
お節介な事かもしれないが、
これから何かを目指そうとする人は、
その世界において
「一流」と言われている才能に触れておいた方がいい。
出来れば、その分野の中だけでは有名というのではなく、
その分野に詳しくない人でも、誰もが一流だと知っている方がいい。
圧倒的なものに触れれば、そこには感じるものがきっと何かある。
一流と言われるものを、一度は見た方がいい。
チャンスがあれば、直接会えた方がいい、
直に教えてもらえる機会が出来れば、言うことはない。
ちょうど今ワールドカップが開催されている。
世界のトップ選手のパフォーマンスは、
サッカーに興味がない者でも釘付けにしてしまう。
どんな分野であれ、
住む世界が違うと割り切らず、
一度でいいから「一流」といわれるものに触れる事をお薦めする。
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