【観光】北見ハッカ記念館とピアソン記念館~実はスゴイ!北見のお宝再発見!!
「オホーツク北見特集」第2弾
今日は北見駅からほど近い、
北見の歴史に名を刻んだ世界に誇れる観光スポットをご紹介
「北見ハッカ記念館」
北見駅から900mの場所にあります
北見と言えば、「焼肉の街」「たまねぎ生産量日本一」として
全国的に名前が知られていますが「ハッカの街」でもあります。
かつて北見のハッカ市場は世界の約7割を占めていたことがあり
まさに日本一を超え、世界一のハッカの街でした。
ここハッカ記念館は、その世界一を誇っていた全盛期に開業した
ホクレン北見薄荷工場の研究所として建てられた施設。
昭和58年に工場が解体されたあと北見市に寄贈され
現在は「北見市指定文化財」「日本近代化産業遺産」に指定されている
とっても貴重な建物です。
「はっか取卸油脳分検定架台」
館内は1~2階となっており、
かつて工場で使用されていた機械や道具が展示されていたり
ハッカについてさまざまな角度から知ることができる資料館になっています。
缶やラベルもなんだかオシャレだわ~ぁ
世界各国の言語が記されたカラフルなラベルからも
かつて北見市でつくられたハッカが世界中に届けられていたことを物語ってますね
2階には、ハッカを使ったいろいろな製品が展示されています。
ガムや飴や湿布など、誰もが一度は使ったことがあるスースーする製品のほか
「これもハッカ使ってるんだ~」「こんなのあったね~」
と見てるだけでも楽しいものがたくさん
その中に「アイヌ人形メンソール」というのが、割と広いスペースを使って置かれてました
これは何でしょか
“北海道特産”って書いてある~ぅ。
「ぬってさわやか」とも書いてあるってことは、眠気覚ましかな~?
謎だけどカワイイかも
↑こんなコーナーもありました↑
ハッカを含む色々なハーブが入っていて
フタをあけると、その香りを楽しむことできます
こういうの大好き~~~ぃ
片っ端からフタをあけて(ひとつひとつね・・・)存分に香りを楽しんじゃいました
ときどき、クサッ!って思う香りもありましたが、癒されましたぁ
アロマテラピ~~~ぃ
記念館のまわりは、ハーブガーデンになっていて
たくさんの種類のハーブが植えられています
名前の下には、利用方法も書かれていてわかりやす~い
記念館のすぐ横にある「薄荷蒸溜館」
こちらでは、ミニチュアの機械を使って定期的に蒸溜体験を行っています。
実際に乾燥させたハッカを蒸して取卸していて
蒸溜中は、生まれたてのハッカの香りを体験できちゃうんです
ハッカ蒸溜実演日についてはHPで確認できますので、興味のある方はぜひ
昭和天皇・皇后陛下が行幸されたこともある
北見の歴史を語る上では絶対にはずせない場所。
入館無料と気軽に足を運べるのもうれしいですね
北見へ訪れた際は、ぜひ行ってみてほしい観光名所のひとつです
つづいても、北見の歴史を語る上では外せませんっ
「ピアソン記念館」
ここはかつて、宣教師として日本を訪れたピアソン夫妻が生活していた住居です。
こちらも「北見市指定文化財」「北海道遺産」に指定されている貴重なスポット
ピアソン夫妻は1888年に来日し、40年間にわたり宣教活動をしていました。
そのうち34年間を北海道で、1928年にアメリカへ戻るまでの15年間をここ北見市で過ごしたそうです。
ここ北見市(当時は野付牛)で夫妻は宣教活動のみならず
学校へ通うことが困難な農村の子供たちの学びの場を提供したり、遊郭設置阻止を成功するなど
女性子供にも分け隔てなく接し、救ってくれました。
そういったピアソン夫妻の教えや歴史を後世に残そうと
1970年に復元工事を行い、翌年の1971年にピアソン記念館として開館しました。
1階展示室は旧居間だったところ。
ピアソン夫妻が愛用したアメリカ製のオルガンや机、ランプなどが展示されています。
館長さんから色々とお話を聞き、ピアソン夫妻の人柄に触れているうちに
自然と胸が熱くなりました
東側一面は大きな窓に・・・
ここから見える夕焼けの美しさに魅せられて、この場所に住むことを決めたそうです
なので東側は一面大きな窓になってるんですね~
ちなみに、この夕焼けがピンポイントで見える窓。
100年以上前の当時のガラスのままらしく、現存しているのはとっても貴重とか
角度を変えてみると、ガラスが波々に見えるのが、その証拠
ピアソン記念館には根強いファンが、日本全国、世界中にいるそうです
その理由は、この建物がある人物によって設計されているため
このピアソン記念館を設計したのはウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏
ヴォーリズ氏は大学や病院、オフィスビルなど日本で多くの西洋建築を手がけた建築家。
同時にメンソレータムを日本に普及させた実業家でもあります。
最近では・・・
NHK朝ドラ『花子とアン』の主人公・広岡浅子の娘の旦那の妹の旦那としても注目されました。
そう言われると・・・偶然か否か
どことなく、『花子とアン』のオープニングに登場する建物に似てますよね
西洋風の魅力的な外観もさながら
依頼者の希望に耳を傾け、住み心地の良い、能率的な建物を目指していた彼の建築物らしく
細かなところまで行き届いた内観も見どころ
120年以上前のピアソン夫妻、ヴォーリズ氏に思いを馳せながら
ゆっくりのんびりと見学してみてください。
自然と心が洗われますよ
館長さんがいらっしゃれば、いろいろと詳しいお話を聞いてみるのも面白いです
いずれも入館無料、北見駅から歩いて行ける距離なので
北見に訪れた際はセットで足を運んでみるのもいいですね
したっけねーーーーー(^o^)丿
北見ハッカ記念館
住所:北見市南仲町1丁目7-288
TEL:0157-23-6200
北見駅から徒歩10分
ピアソン記念館
住所:北見市幸町7丁目4番28号
TEL:0157-23-2546
北見駅から徒歩15分
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