うまうま(フードアナリスト)オフィシャルブログ

初夏の北海道の「おすすめ☆ドライブコース」をご紹介

入浴剤を入れたかのような不思議な色に輝くコチラ。

美瑛町の「青い池」に似ていますが、違いますよ～

その正体は･･･

阿寒国立公園に位置する「オンネトー」

アイヌ語で「年老いた沼」「大きな沼」という意味だそうです。

足寄町から阿寒湖温泉へ向かう途中、標高６２３ｍと高い位置にある湖です。

湖の向こうに見えるのは、雌阿寒岳（左）と阿寒富士（右）

なんとも、贅沢な景色だわ～ぁ

周囲２．５ｋｍあるオンネトーは

車で半周、さらに歩いてグルりとぼほ一周することができます

ここは駐車場があり、広いデッキもあるメジャースポット。

難易度★☆☆☆☆で

湖と雌阿寒岳と阿寒富士がキレイに見える場所かもしれません

注）車道は大変狭いです。

この日は雲が多く、カッコいい阿寒富士の頭が隠れちゃいましたが･･･

ここオンネトーは、季節や天候、風向き、見る角度によって

さまざまな色に変化することから別名「五色沼」とも呼ばれています

確かに･･･この日だけでも、同じ湖とは思えないくらい

見る場所によって全然違いました～

秋も間違いなく、絶景が広がります

こんな神秘的に見える場所も～～～～～ぉ

このグラデーション、ヤバくないですか

美しすぎますっ！！

ず～っと見ていられる。

そしえて、ず～～～と見てると･･･

美味しそうなカクテルに見えてきた

飲み放題ですよ(笑)

※湖の水は飲んではいけません！

オンネトーにはオンネトー国設野営場があって

６月～１０月いっぱいまでキャンプを楽しむこともできます

キャンプ場入口までは車で入ることができますが

そこから先は歩いの散策になります

ここからは歩きでレッツ・ゴー

緑の木々の中、道東の自然を体中で感じながら･･･

これぞ、道東！！の風景。

清々しくて気持ちいいーーーーー

やや歩くと･･･

左手に湖が広がってきましたよ～ぉ

また先ほどとは違った雰囲気のオンネトーの顔

湖に倒れ込んだ大木･･･

そこに生える苔が、時の経過を感じさせてます。

ところどころに、こういった倒木の姿がありますが

それすら絵になりますねぇ

絵画のような景色の中

木のざわめき･･･

鳥のさえずり･･･

自然の音しか聞こえない癒しの空間です

オンネトー周辺には散策路や登山路など、いろいろなコースが楽しめます

今回、私がチャレンジしたのは、こちら↑

国設野営場から湖とは反対側･･･南東方向へ向かってみます

再び森林浴～

途中、手つかずの自然美がいっぱい

そんな自然豊かな林道を歩くこと約１．４ｋｍ･･･目的地に到着です

「オンネトー湯の滝」

こちら天然記念物に指定されている、とっても貴重な場所

なにが貴重かというと･･･

「湯の滝」と名付けられている通り、目の前にある滝からは温泉水が流れています。

この温泉水からは、微生物の作用によってマンガン酸化物が沈殿をつづけていて

陸上で観察できる最大のマンガン酸化物生成地として、世界的に注目されているそうです

こういう化学的なことには疎いうまうま･･･

そんなすごい光景を見てもイマイチ、ぴんっ！とこないのですが

とにかく、この現象は、地球や生命の歴史を解明する上でも大変貴重で

ここは世界でただ一カ所の、ものすごく貴重な現象が見られる場所ということ

すげーーーぇ！

滝の高さは２０メートル以上ありますよ～

苔の生えた黒い岩肌を流れる温泉水。

豪快な流れではありませんが、その存在はかなり大きく見えます

いや。実際、大きいです

オンネトーを訪れる際は、ぜひ少しだけ足をのばして

この貴重な世界唯一の光景を見に行ってみてください

したっけねーーーーー(^o^)丿

阿寒国立公園オンネトー

住所：足寄町茂足寄

※足寄市街地から約50km・阿寒湖畔から約20km

阿寒国立公園オンネトー湯の滝

住所：足寄町茂足寄国有林内

※冬期間通行不可