惜しまれる選手であるか
サッカークラブというチームでも、
会社という組織の中でも、
団体で何かを目指しているような
組織に属して居れば
いつか必ずそのチームや組織を後にする日は来ます。
そうなった時に
どれだけ多くの人達に惜しまれるのか、
自分が去った後に
どれだけそこに多くのものを還元できていたのか、
それは自分では無くて
周りの人が
見て、感じていくものだと思います。
ただ、
少しでも還元出来るように
力になっていられるように
意識して努力して行動して行くことは
自分が出来る事であって、
それは個人個人
一人一人にしか出来ない事だと思います。
スポーツ選手にとって
この時期というのは
シビアな時期であって
選手はもちろん、
クラブのスタッフ、
スポンサーの方々、
応援してくださる皆さんも
様々な感情が湧き出て来ると思います。
僕はこの時期に
後悔したり、
皆さんに対して頭を下げたりするような事ははしたくありません。
シーズンが終わった後に
あの時ああしておけば良かった、
一日一日をもっと大切にしておけば良かった、
そんな振り返りするのは
三流、四流以下の選手であって、
1円でもお金をもらって
サッカーをしてる人が言う言葉では無いと思ってます。
終わって気がつく。
人から言われて気がつく。
一日一日の大切さを最後に気がつく。
そんな情けないことはないです。
結果は結果で受け入れて
反省する所は反省する必要がありますし、
改善して行かないといけない所は物凄く多いと思います。
ただし、
今日より明日。
今週の試合より次の試合。
今月より来月。
少しつづでも
改善していけていれば
良いと思うんですよね。
確かに今年は
皆さんがどのように思い描いていたかはわかりませんが、
自分達が思うようなイメージでは
物事が進んではいかなかった事は確かです。
それでも、
今自分が胸を張って言えるのは
今年一年どういう状態でも
前を向いてやり続けた事。
どんな状況でも諦めてなかった事。
はっきり言って
自分に腹がたつ事なんか
数えきれない程あります。
だからってそこで辞めたり
ネガティヴになって
得るものはないでしょ
だからこそ、
とにかく自分に対して
どんな時でも前向きに
決してチームが勝てなくても、
アイツは戦ってる!諦めてない!
見ている人達に
良くなかったら良くない時なりに
試合に勝てなくても勝てないなりに
何かが伝われば、
と思ってやっていました。
まだその部分での力の無さや
足りなさはあるとは思いますが、
それだけは言い切れます。
選手それぞれが、
サッカー選手としても
1人の人間としても
まだまだこれから続いて行きます。
だからこそ
常にどんな状態でも前を向いて
今出来ることをやる。
その積み重ねが
自分がチームに対して何かを還元
していける方法だと思います。
チームの勝敗、順位、カテゴリー。
関係なく
1人でも多くの人から惜しまれる選手になっていけるよう、
前を向いてやって行きたいと思います。
今年は1年間本当にサッカーが楽しかった。
こんなにやりがいがある1年間今までなかった。
毎試合情熱を持って試合が出来た。
ゴール後、勝利後に皆で喜ぶの最高だった。
ありがとう。
24 南部健造
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