マラドーナとの思い出 Recuerdo muchas cosas
1999年1月
ウルグアイのリゾート地、プンタデレステで自身の結婚式のため滞在中のこと。
ウルグアイのアミーゴとの縁がきっかけで、サプライズでマラドーナを連れてきてくれた。家族とのプライベートの時間に会いに来てくれたのだ。
鼻歌を歌いながら甥っ子を抱っこしたマラドーナが、
「Hola como estas!」とニコニコ微笑みながら部屋に入ってきた。
「どこでプレーしてるの?」
「日本のサッカーはどう?」
など聞かれ、色々話をしたのを覚えている。
偉大すぎるマラドーナを前に緊張しすぎて
写真を撮ろうと並んだ際に、
こともあろうか彼の足を踏んでしまった。
サンダルの上からだが足を踏まれたマラドーナは「Oh!」と言ってベッドにのけぞり、
冗談で痛がるふりをして和ませてくれた。
今でもはっきり覚えている。
常に陽気で笑顔で、ドキドキするこちらを気づかう優しさ。
余計好きになった。
南米ファミリーだけありすぐに打ち解け、元奥さんのクラウディアや弟ウーゴ、マラドーナファミリーと一緒に2日間を過ごした。
「絶対に返すから貸して!」とクラウディアに貸したカメラが、結局は戻ってこなかったのも、いい思い出。
憧れの存在マラドーナとの遭遇をきっかけに、南米アルゼンチンでプレーしたいという想いが強くなった。’86年W杯優勝メンバーの”髭の”バチスタにお世話になりながら、2001年彼が監督を務めていたアルヘンティノスジュニアーズのテストに挑戦した。結局経済混乱で入団に至らなかったが、マラドーナの存在が南米での再チャレンジを後押しした。
マラドーナとそのファミリーとの想い出。
生涯、忘れない。
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