オプティマルレンジとナチュラルホルモン
いよいよ「足りない物を知りましょう!」のコーナーになりました。
それは「各種ホルモン!」ホルモン焼きじゃないですよ!
じゃあどんなホルモンか?
ホルモンの母であるDHEA、甲状腺ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモン、成長ホルモン、メラトニンです。
これらは年齢を重ねるごとにどんどん低下して来ます。女性の場合の女性ホルモンは更年期と伴に急激に低下します。
男性の場合は徐々に低下するので顕著な症状は出ませんが男性更年期も最近注目されています。
男女ともに40歳以上になると低下して来て何らかの症状が出て来てもおかしくありません。
そこで、一度 各種ホルモンのチェックをしてみましょう!これは簡単 採血をするだけです。
ただ、ホルモンの分泌には日内変動があるので午前中の採血がお勧めです。
検査は国内でやるので1週間くらいで帰って来ます。
そこでデーターの読み解きが大変です。
なぜなら「病気か病気じゃないか?」と聞かれるとほとんど病気じゃない事が多いです。もし、病気が見つかったら
病気の治療をしないといけません。でも、病気じゃなくても「正常だけど元気に生活するためにはこのデーターは少し高め!
とか 少し低め!」とか微妙な変化が出て来ます。それをオプティマルレンジと言い我々はオプティマルレンジを基準に補充する
ホルモンの量を決めます。なので検査で大事なのはオプティマルレンジ!これに対してデーターがどうなってるかです!
では、どんなホルモンを補充するか?もちろんナチュラルホルモン 正確にはバイオアイデンティティカルホルモンです!
どんなホルモンかと言うと 体内のホルモンと全く同じ構造式のホルモンになります。製薬会社が開発しているホルモンは特許の関係上 生体内の
ホルモンとは一部構造式を変えて作っています。そのため特許取得が可能なのですが…。
バイオアイデンティティカルホルモンはその名の通り体内のホルモンと同じ化学構造式なので代謝の過程もほぼ同じに代謝されて行きます。
そのため副作用が非常に出にくくなっています。ただ、ホルモン濃度のモニタリングをしないと過剰であったり有効血中濃度を保てなかったりします。
ホルモンに対して抵抗のある方が多いですが量さえ間違えなければ比較的安全な治療になります。
この治療は僕自身もしています。毎日ホルモンを補充しています。
次回は各ホルモンの働きを説明します!