[gtranslate]

僕も注目しているビタミンD!

昨日と話が前後して申し訳ありません。

ほぼ、1年前の論文です。

ウツにも効果があるがインスリンの抵抗性も改善し酸化ストレスも軽減するみたいです。



ビタミンDによるうつ症状軽減の可能性は

提供元:
ケアネット
  • 公開日:2016/01/07
  • 印刷ボタン

ビタミンDによるうつ症状軽減の可能性はのイメージ

 大うつ病性障害(MDD)患者に対する8週間のビタミンD投与は、プラセボと比較してうつ症状を改善し、インスリン抵抗性や酸化ストレスに対しても好影響を及ぼすことが、イラン・カシュハン医科大学のZahra Sepehrmanesh氏らによる無作為化二重盲検試験の結果、報告された。ビタミンDについては、神経伝達物質、代謝プロファイル、炎症性バイオマーカーおよび酸化ストレスに有益な影響を及ぼし、うつ症状を軽減させる可能性が示唆されていた。The Journal of nutrition誌オンライン版2015年11月25日号掲載の報告。

 研究グループは、MDD患者へのビタミンD投与が、うつ症状、代謝プロファイル、血清中高感度C反応性蛋白(hs-CRP)、酸化ストレスのバイオマーカーを減少させうるか否かを評価する、無作為化プラセボ対照二重盲検試験を実施した。被験者は、DSM診断基準でMDDと診断された18~65歳の患者40例。ビタミンD 1カプセル(50kIU)/週群(20例)またはプラセボ群(20例)に無作為に割り付け、8週間投与した。

 ベースラインと介入後に、空腹時血液サンプルを採取し、関連項目を測定した。主要アウトカムは、ベックうつ病評価尺度(BDI)で評価したうつ症状とした。副次的アウトカムは、グルコースホメオスタシス変数、脂質プロファイル、hs-CRP、酸化ストレスのバイオマーカーなどであった。

 主な結果は以下のとおり。

・ベースラインにおいて、2群間の平均血清25-ヒドロキシビタミンD濃度は、有意な差が認められた(それぞれ9.2±6.0、13.6±7.9μg/L、p=0.02)。
・介入8週後における血清25-ヒドロキシビタミンD濃度の変化は、ビタミンD群(+20.4μg/L)のほうが、プラセボ群(-0.9μg/L)と比べて有意に大きかった(p<0.001)。
・ビタミンD群はプラセボ群に比べ、BDIのより大幅な減少傾向が認められた(それぞれ-8.0、-3.3、p=0.06)。
・ビタミンD群とプラセボ群の間で、血清インスリン変化(-3.6 vs.+2.9μIU/mL、p=0.02)、ホメオスタシスモデルで推定したインスリン抵抗性(-1.0 vs.+0.6、p=0.01)、同推定のβ細胞機能(-13.9 vs.+10.3、p=0.03)、血漿中総抗酸化能(+63.1 vs.-23.4mmol/L、p=0.04)、グルタチオン(+170 vs.-213μmol/L、p=0.04)について有意差が認められた。

(鷹野 敦夫)



20170119-113307.jpg





コメント (0件)

現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。

コメントする

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

★ オススメキーワード ★

ブログアクセスランキングもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る

インタビュー特集もっと見る

 

吉田靖志プロフィール

プロフィール画像

吉田靖志(よしだやすし)
生年月日:昭和38年1月23日
血液型:AB型
出身地:名古屋市

プロフィール詳細 »

読者になる

このブログの更新情報が届きます。

吉田靖志カレンダー

2017年1月
« 12月   2月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

吉田靖志アーカイブス

吉田靖志カテゴリー

吉田靖志QRコード

ブログモバイル版

吉田靖志オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp
/yasushi_yoshida/

吉田靖志最近の記事

吉田靖志

吉田靖志ランキング